最近よく聞く「リトリート」とは?関西でおすすめの行き先も紹介
「仕事はやりがいがあるけれど、最近ちょっと働き過ぎで心にゆとりが持てないな……」
「公私ともに悩みごとが多くて、少しのあいだ、なにもかも忘れて息抜きしたい気分……」
そんな風に感じている方はいませんか?
忙しくストレスフルな現代人が、日常を離れて心身を癒やし、自分と向き合う新しい旅のスタイルとして、最近注目を集めているのが「リトリート」です。
「リトリート」の意味と由来
リトリートは英語で「Retreat」と書き、おもな意味は「退避」「隠れる」「静養」など。
「再治療」「回復」などの意味を持つ「Retreatment(リトリートメント)」が由来だという説もあります。
サッカーでは、相手チームにボールが渡ったときにすぐにその場を離れ、いったん退却して守備体制をととのえる戦術のことをリトリートといいます。
リトリートの意味や目的がなんとなくイメージできてきたでしょうか?
旅のスタイルとしても同様で、リラックスの時間をあえて取るのが難しい現代社会の中で、自分と向き合いながらゆったりと時間を過ごすために仕事や生活から離れた非日常的な場所へ行くことが「リトリート」と呼ばれています。
リトリートの発祥はアメリカといわれ、シリコンバレーでは、福利厚生として禅や瞑想・ヨガなどリトリート的なプログラムを取り入れているIT企業も多くあります。
日本でも、人々は古くから「転地療養」として都会を離れた環境の良い地で心身を癒やし、病の回復をはかってきました。
旅行や静養とリトリートは似ているようですが、以下のような点が異なります。
旅行のおもな目的は娯楽や経験。つまりグルメ・観光・ショッピング・アクティビティ・学びなど、外部に愉しみを見つける過ごし方が多いといえます。
それに対してリトリートは、心身のリセット・リラックス・セルフケア・自己成長など、自分の内側に意識が向く過ごし方がメインとなります。
従来、メンタルケアに必要な要素は「3つのR」といわれてきました。
・Rest(レスト)…休養し、肉体の疲労をとる
・Recreation(リクリエーション)…スポーツや遊びでストレスを発散する
・Relaxation(リラクゼーション)…心身の緊張をゆるめる
近年では、日常から離れて本来の自分を取り戻すRetreatment(リトリートメント)を加えた「4つのR」となっていることからも、リトリートは心と体にとって有効であるといえそうですね。
「リトリート」って具体的に何をするの?
リトリートには「必ずこれをしなければならない」という決まりはありません。
ただし、誰かに決められたことではなく、
・自分自身がやってみたいこと
・心からリラックスできると思えること
をするのが大切です。
具体的にリトリートとして行われていることはとても幅広く、次のような例が挙げられます。
・ヨガ
・瞑想
・座禅
・ファスティング
・ピラティス
・エステ
・マッサージ
・カラーセラピー
・サウンドヒーリング
・読書会
・森林浴
・乗馬
・ドルフィンスイム
・ダイビング
・神社仏閣参拝
・史跡めぐり
・コーチング
・武道
・絵画
・手芸 など
上記は個人で行うのはもちろん、ホテルや施設でプログラムを開催している場合は利用しても良いですね。
また、あえて「なにもしない」というのも立派なリトリートです。
パソコンやスマホといったデジタルツールは便利で仕事にもプライベートにも欠かせないものですが、大量の情報処理を行う脳は思った以上に疲れているかもしれません。
そこで、スマホをはじめ、テレビなどあらゆるデジタルツールの電源をオフにして過ごす「デジタルデトックス」を組み合わせたリトリートをおこなう人も増えています。
関連記事:都会を離れて「デジタルデトックス」おすすめの場所は?
関西でリトリートにぴったりの場所は?
海外では、1週間~10日ほどの長いリトリートもよく行われますが、日本ではなかなか長期休暇を取りづらい人も多いのではないでしょうか。
しかし、たとえ1泊2日でも日常を離れること自体に大きなリトリート効果があります。
リトリートに適した行き先としては、次のような条件を満たした場所が特におすすめです。
・日常から離れた環境
・自然が豊かな場所
・比較的近距離
・滋味あふれる食事
・温泉やエステなどが併設
関西・近畿在住の方であれば、自家用車で2~3時間で行ける場所なら、移動に時間を取られず現地でゆっくり過ごせるでしょう。
また、人間ももともとは地球や自然の一部。人工物が少ない海や山・湖や森など自然の中で過ごすのは心身にとても良い影響を与えることが調査でも明らかになっています。
参考:データで見る国立公園の健康効果とは? | 国立公園に行ってみよう! | 環境省
「隠れ家リゾート」GFCでリトリート体験を
リトリートの訳語の1つには「隠れ家」があります。
関西から1泊で行ける6つのエリアに多彩な会員制の宿泊施設を持ち、「隠れ家リゾート」として人気のGFCは、上記のようなリトリートの条件にぴったりです。
GFC淡路グランデシアやGFC越前パラデシアでは、目の前に広がる美しい海を眺めているだけで、日常の忙しさやストレスからスーッと心が解き放たれていくことでしょう。
湖と山々に囲まれたGFC奥琵琶湖レイクシアでは、咲き乱れる桜や白い雪など四季折々のゆたかな自然が忘れていた「生きる力」を呼び覚ましてくれるに違いありません。
また、一部施設に併設のレストランでは、地産地消の新鮮な旬の食材を活かした心づくしの料理(※要予約)に心も身体も満たされそう。天然温泉やエステなどの設備も好評です。
GFCの会員制リゾートに興味をお持ちの方は、以下よりお気軽にお問い合わせ下さい。無料で資料をお送りいたします。