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電車旅をのんびり満喫!近江鉄道で行く滋賀の名所めぐり

中山道の宿場をつなぐ私設鉄道として誕生し、2023年には開業125年を迎えた「近江鉄道」。カラフルな車体や滋賀観光にうってつけの利便性から人気を博し、“ガチャコン”という愛称で親しまれています。

今回は、知る人ぞ知る近江鉄道の魅力をご紹介!近江鉄道に乗って訪れたい、滋賀県内の観光スポットも併せてご案内いたします。

 

3路線・全33駅を走る、近江鉄道の魅力にフォーカス

日本最大の湖・琵琶湖の東岸、湖東エリアを走る近江鉄道。米原駅~貴生川駅をつなぐ「本線」、高宮駅~多賀大社駅を結ぶ「多賀線」、八日市駅~近江八幡駅と続く「八日市線」の全3路線・33駅で構成されています。

“ガチャコン”という愛称は、走行中、線路の継ぎ目を通る際に聞こえる車輪の音が由来。車両のデザインやカラーリングも多彩で、のどかな田園風景を走る姿も絵になります。

近江鉄道では、自転車をそのまま電車内に持ち込める“サイクルトレイン”も運行。自転車で琵琶湖周辺を一周する“ビワイチ”など、さまざまなサイクリングコースを愉しめる滋賀観光にぴったりです。

また、近江鉄道では定期的に開催される“イベント列車”も人気。滋賀の地酒とおつまみを電車内や各駅で味わえる“近江の地酒電車”、風情ある“たなばた列車”といった季節ごとの愉しみもありますので、何度も利用したくなります。

さらに、近江鉄道沿線にある八日市駅駅舎の2階改札内には、「近江鉄道ミュージアム」があり、乗客以外も無料で入館OK。近江鉄道の歴史がわかる展示コーナーや運転士気分を味わえる“運転席ボックス”など、鉄道好きにはたまらない仕掛けが目白押し!鉄道旅行の際には、ぜひお立ち寄りください。

 

観光、グルメ、歴史巡り…。近江鉄道で愉しむおでかけスポット

滋賀県内の主要エリアを走る近江鉄道は、観光地へのアクセスにも便利。今回は3つの路線別に、おすすめのおでかけスポットをご紹介します。

 

【本線①】彦根城&玄宮楽々園

姫路城、松本城、犬山城、松江城と共に国宝に指定されている名城・彦根城。白亜三層の天守、重要文化財の各櫓など、保存状態に優れ歴史的価値が高い城跡を見ることができます。

市制50周年を記念して建てられた「彦根城博物館」では、代々彦根藩主を務めた井伊家に伝わる美術・工芸品など9万1,000点を超える資料を収蔵。彦根城の北東にある大名庭園「玄宮楽々園」では、四季折々の絶景と国内屈指の造園技術をご覧いただけます。タイミングが良ければ、ゆるキャラ『ひこにゃん』に出会えるチャンスも!

春には約1,100本もの桜が城を彩り、夜のライトアップイベントも開催されますので、お花見に訪れてはいかがですか?

 

【本線②】五個荘

近江商人ゆかりの地として、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「五個荘金堂地区」。白壁が美しい蔵屋敷が並ぶ街並みには水路が設けられ、優雅に鯉が泳ぐ姿を見ることができます。

街中には近江商人の家に生まれながら作家として活躍した「外村家」の邸宅をはじめ、3つの近江商人屋敷が見学可能。映像や立体模型で近江商人の生きざまを紹介する「近江商人博物館」や、地元の保存会による企画展を定期開催している「金堂まちなみ保存交流館」もございます。

情緒ある街並みを散策しながら、近代日本経済の基礎を築いた近江商人の足跡を辿ってみてくださいね。

 

【八日市線】近江八幡

かつて織田信長が築いた安土城の城下町として発展し、“小京都”としても知られる「近江八幡」。街中には旧市街地から琵琶湖へと続く“八幡堀”という水路が引かれており、江戸時代には人や物、情報の交易地として利用されてきました。

現在では時代劇の撮影地としてもおなじみで、屋形船の上から昔ながらの街並みを愉しむ“八幡堀巡り”も大人気!春の桜、秋の紅葉といった季節の風景を眺めながら、のんびり船旅を満喫できますよ。

パワースポットをお探しの方には、1800年以上の歴史がある古社「日牟禮八幡宮」がおすすめ。西暦131年に「大嶋神社」として創建され、991年に「宇佐八幡宮」を勧謂して以来、“近江商人”の守護神として信仰を集めてきた「日牟禮八幡宮」には厄除け開運の御利益があるとされ、楼門をくぐると災難が去るとも言われています。

また近江八幡には、国内外で1,600棟以上の建物を手掛け日本の建築様式に革命をもたらした、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ作の建築物が随所に。生前ヴォーリズと奥様が暮らす住居となった「ヴォーリズ記念館(一柳記念館)」や、ヴォーリズ初期の代表作「旧八幡郵便局」といったレトロかわいい建築作品を目にすることができるので、ぜひ街歩きを愉しんでみてください。

 

【多賀線】多賀大社

日本最古の史書『古事記』にもその名を連ねるほど、長い歴史を誇る「多賀大社」。伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)と伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)を御祭神としてお祀りし、古くから延命長寿や縁結び、厄除けの神様として信仰を集めています。かつては“お多賀様へは月参り”と謡われたほど参拝客が多く、いまなおその数は絶えることが無いのだとか。

境内には、東大寺を再建するために延命を祈願した俊乗坊重源(しゅんじゅうぼうちょうげん)が無事願いがかなったことを記念し祀られた“延命石”や、御神木である“三本杉”といった見所も。お帰りの際には、素朴な甘みがクセになる多賀名物・糸切り餅をお土産に。

 

滋賀の観光地を結ぶ近江鉄道に乗って、春旅を愉しもう

長い歴史の中で、数多くの乗客を滋賀の名所へと運んできた「近江鉄道」。その魅力は色褪せることなく、人々に新たな景色を届けるべく、いまなお走り続けています。

滋賀の絶景を眺めながら電車内でのんびり過ごす時間は、ドライブ旅行とはまた違った味わいがあり、中でも満開の桜並木を各地で愉しめる春は、絶好の電車旅シーズン!

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