【温泉編】アクアイグニスの魅力を徹底解説!極上の休日を愉しもう
近鉄湯の山温泉駅からバスで3分。“癒し”と“食”をテーマにした複合温泉リゾート施設「アクアイグニス」は、2012年のオープン以来、観光客のみならず、多くの人々に愛されています。
今回は一日たっぷり愉しめる「アクアイグニス」の魅力を3つの記事に分けて徹底解説!「アクアイグニス」のコンセプトである“極上の休日空間”をご体感ください。
目次
まるで水の都!非日常体験の舞台となる「アクアイグニス」
開湯1300年以上、“美人の湯”“恋結びの湯”として長年親しまれてきた「湯の山温泉」。その名湯を贅沢に愉しめる複合リゾートとして「アクアイグニス」がオープンしました。
総敷地面積はなんと、約49,000㎡。御在所岳を望む広大な土地に、温泉施設やレストラン、スイーツショップ、ギャラリーなどが点在しています。
来館者の目を愉しませてくれるのが、至る所で見られる“水の風景”。敷地内には噴水や水盤など、「アクアイグニス」の名を象徴する“水”を随所に取り入れ、幻想的な空間を生み出しています。
地元への愛がぎゅっと詰まったスーベニアショップ
ではさっそく、「アクアイグニス」自慢の温泉を体験しに行きましょう!
温泉があるのは、木の外壁が印象的なこちらの建物。奥には温泉施設につながっている宿泊棟と、戸建ての離れ宿があります。
扉の先には受付カウンターをはじめ、リング状のベンチを設けた休憩スペースとスーベニアショップが並びます。
温泉に入る前に、スーベニアショップを覗いてみましょう。店内には三重県や菰野町の特産物や工芸をアレンジしたお土産品がずらり。
例えばこちらは、地元の歴史にちなんで作られた『湯の山僧兵餅』。シナモンがほんのり香る、やさしい甘みが人気のロングセラー商品です。
こちらは菰野町の特産品・まこもの若葉粉末を練りこんだ『まこもワッフル』。三重県産のこだわり低脂肪卵『きららのたまご』をふんだんに使い、ふんわりサックリ食感に。毎年伊勢神宮に奉納されている、由緒正しき一品です。
四日市市伝統の焼き物・萬古焼の製法で作られたアロマストーンは、桜のフォルムも愛らしく、自分土産にもぴったり。萬古焼は香りを吸収・保持する性質があり、アロマの香りが長持ちするそうです。
スーベニアショップでは他にも「アクアイグニス」内のレストランやカフェで提供されているドレッシングや調味料、温泉のアメニティとして実際に使われている「辻口茶園」のシャンプーリンスやボディーソープなどを販売。
パッケージにもこだわりが詰まっているので、ぜひ気になるお土産を見つけてくださいね。
美人の湯を心ゆくまで。100%源泉かけ流しの片岡温泉
※写真はイメージです
それでは、お待ちかねの温泉へと向かいましょう。受付で利用料を支払いチケットを受け取ったら、靴を脱いで施設内へ。
温泉の入口は、こちらのシカの絵が描かれた暖簾が目印です。
実は「湯の山温泉」には傷ついたシカが温泉に浸かり傷をいやしたという伝説があり、別名『鹿の湯』とも呼ばれているのだとか。ちょっとしたインテリアデザインにも、地元の逸話を忍ばせているが粋ですね。
そんな「アクアイグニス」の源泉は、“美人の湯”として知られる『片岡温泉』。かすかに硫黄の香りが漂うなめらかな泉質で、不要な角質や毛穴の汚れを取ったり、シミの原因となるメラニンを分解することから、科学的にも美肌効果が認められています。
「アクアイグニス」では、『片岡温泉』を100%源泉かけ流しでご提供。地下1,200mより汲み上げた源泉を毎分780ℓ、加水・加温・循環せずに使用しています。温度は42度前後、シャワーも含め、自然のままの温泉成分や効能をご体感いただけます。
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髪と体を洗ったら、かけ湯をして準備OK。まずは石造りの大浴場へと向かいましょう。
ではここで、『片岡温泉』に浸かる際のアドバイスをご紹介。「アクアイグニス」で愉しめる源泉は効能が強いため、長湯はNG。5分程度浸かる→休憩を3回ほど繰り返すのがおすすめです。
「アクアイグニス」唯一の屋内風呂である大浴場は、のびのび寛げる開放的な空間が魅力。天候や外気温を気にすることなく、外の景色を眺めながら憩いのひとときを過ごせます。
※写真はイメージです
体が温まってきたら、外の露天風呂へ。横に伸びた縁側のような造りのお風呂は肩まで浸かって良し、足湯にするも良し。目の前には青々とした竹林が広がり、趣ある風景に身も心も癒されます。
ひとつめの露天風呂を出て石畳を進んでいくと、巨大な桶風呂がお目見え!昔話に出てきそうなビジュアルは、お子様にも喜ばれることでしょう。ひんやりとした空気が心地良く、木の香りも相まって、森の中にいるような気分に浸れます。
桶風呂を後にして、最後に体験できるのは寝湯。石造りの床に仰向けで寝転がりながら少しぬるめのお湯に浸かると、体の芯からポカポカに。お湯に体を浮かべながらボーッと空を眺めていると、いつまでもここにいたくなるような、心地よい時間を味わえます。
※写真はイメージです
前述の“長湯NGルール”を意識しながら全てのお風呂をまわり、最後にもう一度大浴場を堪能してから退室。いつもは湯冷めしやすいのですが、今回は『片岡温泉』の影響か、施設を出てからも体がほっこり。湯上り直後はもちろん、寝る時までずっと温かさがキープされていました!
「アクアイグニス」では他にも“湯を浴びる”という新しい温浴習慣を体験できる“ミネラルミスト浴”(※要予約)をご用意。日本古来より“薬石”と呼ばれる天然鉱石と、30種の良質な天然ミネラルが豊富に含まれたミストで全身を包み、発汗促進や疲労回復へとつなげます。多彩なお風呂を体験しながら、お気に入りの入浴スタイルを見つけてくださいね。
お風呂上がりに立ち寄りたい「温泉カフェ」&「湯上がり処」
温泉後のお愉しみスペースが多い点も、「アクアイグニス」の魅力。まず注目していただきたいのは、湯上がりに嬉しい「温泉カフェ」。6:00~21:00はカフェとして、21:00~23:00はバーとして運営されています。
おすすめメニューは東京・恵比寿発のスペシャリティ・コーヒー専門店「猿田彦珈琲」特製『湯の山ブレンド』!ほのかに甘く豆の香ばしさを感じる一杯は、お風呂上がりのリラックスタイムにぴったり。「アクアイグニス」限定のコーヒー牛乳も、すっきりとした味わいが世代を超えて好評です。
その他、爽やかな酸味がクセになる『甘夏サイダー』、青汁のほろ苦さとリンゴジュースの甘みのバランスが程良い『青なっぷる』など、個性豊かなドリンクをラインアップ。「アクアイグニス」内のスイーツショップ「コンフィチュールアッシュ」のケーキや焼き菓子、完熟イチゴを丸ごと削った淡雪食感のかき氷など甘味も揃っているので、ぜひ一緒にお愉しみください。
小腹を満たしたら、畳敷きの「湯上がり処」へ。体にフィットするクッションに寝転ぶと、あまりの心地よさに、気づけば夢の国へ…。旅行や運転で疲れた体をゆっくり休めてあげてくださいね。
入浴も湯上がりもとことん愉しめる!『片岡温泉』で憩いの時間を
日帰りで気軽に、湯の山の名湯を満喫できると評判の「アクアイグニス」。“美人の湯”に浸かった後はお肌がスベスベになり、気持ちも前向きになるはず。湯上がり後のひとときも含め、寛ぎの時間を堪能できます。
完全会員制リゾート「GFC湯の山スパシア」を拠点に、「アクアイグニス」で開湯1,300年の古湯を体験してみませんか?