雪の絶景&レジャーを満喫!長野の冬旅おすすめスポット
体の芯から冷え込む冬の時期。スキーやスノーボードに熱中したり、温泉でのんびりしたり、冬ならではの観光やレジャーを愉しむ方も多いのではないでしょうか。
今回は国内屈指の積雪量を誇る長野県を舞台に、冬を存分に満喫できる絶景&レジャースポットをご紹介します。
目次
- 1 【志賀高原】幻想的な樹氷と“雪の怪物”に出会おう
- 2 【希望湖(のぞみこ)】凍り付いた湖面を歩く?!冬ならではの特別体験
- 3 【童話の森スノーウェーブ】“クロカン”で冬景色を見ながら北欧気分
- 4 【聖高原】雪化粧が彩る風光明媚の最高峰
- 5 【戸隠神社 奥社】悠久の美を思わせる白銀の杉並木は必見
- 6 【地獄谷野猿公苑】世界中でここだけ!冬の露天風呂に浸る“スノーモンキー”を観察
- 7 【御宝田遊水池】水面を優雅に泳ぐコハクチョウの姿にうっとり
- 8 【レストランかまくら村】特別な雪の空間でいただく絶品お鍋に舌鼓
- 9 【みづほ温泉 湯楽里館(ゆらりかん)】旅の疲れをほっこり癒す絶景雪見風呂
- 10 「GFC白馬リフラシア」を拠点に、冬の長野を遊びつくそう
【志賀高原】幻想的な樹氷と“雪の怪物”に出会おう
18ヵ所ものスキー場を有し、長年“スキーヤーの聖地”として親しまれている「志賀高原」。きめ細やかな天然のパウダースノーと豊富な積雪量を誇り、例年5月までスキーやスノーボードが愉しめると評判のエリアです。
「志賀高原」の冬の風物詩といえば、ダイナミックに輝く“樹氷”。中でも針葉樹が雪と氷に覆われ、巨大な白い怪物のように見える“スノーモンスター”は、国内でもわずかな寒冷地でしか見ることのできない貴重な現象です。
※写真はイメージです。
樹氷を眺めながら滑るスキーやスノーボードも最高ですが、「ゆっくり景色を愉しみたい」という方には、ツアーガイドの方と行く“スノーシュー体験”がおすすめ。西洋かんじきを履いて森の中を散策すると、雪をまとった草花や動物の足跡を見ることができますよ。
都会では見ることのできないドラマチックな風景に、思わず息をのむこと間違いなし!冬の寒さが見せる自然美を、心ゆくまでお愉しみください。
◆志賀高原
住所:〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏7148
電話番号:0269-34-2404
参考サイト:http://www.shigakogen.gr.jp/
【希望湖(のぞみこ)】凍り付いた湖面を歩く?!冬ならではの特別体験
標高850m、白樺やブナの原生林に囲まれた神秘の湖「希望湖(のぞみこ)」。かつて日本画の巨匠・東山魁夷の代表作、『静映』のモデルになった場所としても知られています。
周囲約2.5㎞と歩きやすく、トレッキングやバードウォッチングの名所として愛されているこちらの「希望湖」。冬にはとっておきの体験ができることをご存じですか?
「斑尾高原観光協会」が主催する『冬季限定スノーシューツアー』(※要予約)では、なんと一面雪で覆われた「希望湖」の湖上を歩くことができます!湖面に立ってぐるりとあたりを見渡すと、そこに広がるのは360度、何にも視界を遮られないパノラマの世界。木々も静まりかえる優美な風景は、一度見ると忘れられない思い出となる事でしょう。
湖畔には飯山市天然記念物に認定されたヤエガワカンバの大木やブナの巨木、水芭蕉の群生地もあるので、ぜひ探してみてくださいね。
◆希望湖
住所:〒389-2251 長野県飯山市旭
電話番号:0269-62-3222
参考サイト:https://www.iiyama-ouendan.net/tourism/nozomiko/
https://www.madarao.info/
【童話の森スノーウェーブ】“クロカン”で冬景色を見ながら北欧気分
※写真はイメージです。
世界各国の童話や絵本、信州の昔話などを展示・収蔵している「黒姫童話館 童話の森ギャラリー」。ウィンターシーズンは閉館となるものの、代わりに童話館前の芝生広場から黒姫山裾野に広がる牧場にかけて、「童話の森スノーウェーブ」としてクロスカントリースキーコースがオープンします。
クロスカントリーとは、平地の多い北欧で山野を移動する手段として考案されたノルディックスキーの種目のひとつ。「童話の森スノーウェーブ」に作られたクロスカントリーコースは、スキー大会の会場に使われるほど秀逸なコンディションを誇ります。
スキー用具は現地でレンタルできるので、手ぶらでOK。雪でデコレーションされたカラマツ林を滑っていると、さながら北欧気分を味わえます。初心者の方でも比較的コツをつかみやすいので、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
◆童話の森スノーウェーブ
住所:〒389-1303 長野県上水内郡信濃町野尻3807-30
電話番号:0262-55-6720
参考サイト:http://douwakan.com/
【聖高原】雪化粧が彩る風光明媚の最高峰
長野県麻績(おみ)村にそびえたつ聖山の麓、千曲川と犀川の間に広がる「聖高原」。
春夏はハイキングやスカイライダーといった様々なアクティビティを愉しめる「聖高原」は、冬になると景色が一変!一面雪に包まれた、純白の世界が広がります。
さらに「聖高原」は樹氷や霧氷がみられるスポットとしても有名。高原内には樹氷の間を抜けるコースが整備された「聖高原スキー場」も開かれています。
凍てつく寒さの中でしか実現できないスキーコースを、ぜひ体験してみませんか?
◆聖高原スキー場
住所:〒399-7701 長野県東筑摩郡麻績村5887-1
電話番号:0263-67-2145
参考サイト:https://www.vill.omi.nagano.jp/kanko/guide/enjoy/kanko66.html
【戸隠神社 奥社】悠久の美を思わせる白銀の杉並木は必見
霊山・戸隠山の麓に佇む「戸隠神社」。創建以来『天岩戸開き』の神事に功績のあった神々を祀り、平安時代は修験道の道場として開かれていた歴史があります。
「戸隠神社」への参拝に欠かせないのが、随神門から500m続く杉並木の参道。中でも冬は一面雪に覆われ、空気が凛と澄み渡るような、荘厳な風景が広がります。
高さ約30m、樹齢400年以上の杉の木がずらりと連なる光景は、まさに圧巻!その神秘的な様相は、貴重な自然の遺産として長野県の天然記念物にも指定されています。ただし、素敵な写真を撮影しようと、林間には入らないこと!落雪や木を傷める危険性があります。
1月上旬~4月後半は『神雪祭り』の期間として、特別な御朱印をいただけるチャンス!どんなデザインか、ぜひご自身の目で確かめてみてくださいね。
◆戸隠神社 奥社
住所:〒381-4101 長野県長野市戸隠3690
電話番号:0262-54-2001
参考サイト:https://www.togakushi-jinja.jp/
【地獄谷野猿公苑】世界中でここだけ!冬の露天風呂に浸る“スノーモンキー”を観察
1964年の開苑依頼、ニホンザルの貴重な生態を間近で観察できる場所として、観光客をはじめ、研究家や写真家も数多く訪れる「地獄谷野猿公苑」。
“地獄谷”という名前の由来は、崖の至る所から湯気が立ち上る光景が、まるで“地獄”のように見えることから。天然温泉が湧くこの地では、世界で唯一、冬の露天風呂に入るニホンザルの姿を見られる名所として知られています。
「地獄谷野猿公苑」の初代館長は趣味の山歩きをしている途中、ニホンザルの群れに遭遇し、一瞬で虜に。その際、山を切り開かれた事によりサルたちが生息地を追われている実情を知り、「サルたちを人里に近づけない」という思いを基に、公苑を設立。餌付けを徹底管理し、より自然に近い状態でサルたちを保護しています。
雪の中で身を寄せ合ったり、温泉に浸かってぬくぬくしているサルたちの姿に、癒されること間違いなし!適度な距離感で、サルたちのかわいい仕草や表情を愉しんでくださいね。
◆地獄谷野猿公苑
住所:〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏6845
電話番号:0269-33-4379
参考サイト:https://jigokudani-yaenkoen.co.jp/
【御宝田遊水池】水面を優雅に泳ぐコハクチョウの姿にうっとり
安曇野市内にある水鳥たちの憩いの場「御宝田遊水池」。こちらでは例年10月下旬~3月末頃になると、渡り鳥が飛来。特に冬には約1,000羽ものコハクチョウが訪れます。
安曇野で白鳥の飛来を確認できたのは1984年(昭和59年)。毎年10月中旬頃から飛来し始め、1月下旬~2月上旬をピークに、3月には北帰行が始まるのだとか。
マガモやオナガガモといった冬鳥と一緒に水面で過ごす姿は、なんともほほえましい光景。晴れた日には北アルプスがくっきりと見えるので、雪に染まる山をバックに、華麗にコハクチョウが羽ばたく姿を写真におさめることができますよ。
白鳥の数は公式サイトで確認することができるので要チェック!現地で購入できる餌は野鳥保護の募金にもなるので、ぜひゲットしてくださいね。
◆御宝田遊水池
住所:〒399-7102 長野県安曇野市明科中川手
電話番号:0263-82-9363
参考サイト:https://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/32/10317.html
【レストランかまくら村】特別な雪の空間でいただく絶品お鍋に舌鼓
※写真はイメージです。
1年のうち約4か月もの間、雪に覆われた時期が続く日本有数の豪雪地帯・長野県飯山市。こちらにある「かまくらの里」では、毎年1月下旬~2月下旬の約1ヵ月間、地元の男衆が作る20基の“かまくら”がお目見えします。
「レストランかまくら村」と名付けられたこちらの施設では、信州名物の“のろし鍋”やおやつをいただけるプランをご用意(※要予約)。
“のろし鍋”とは、地元野菜やきのこをたっぷり入れた、信州味噌仕立てのお鍋のこと。その名は戦国時代の武将・上杉謙信が黒岩山に築いた“のろし台”に由来しているそうで、謙信も戦の前に食べていたと言われています。
冬にだけ愉しめるかまくらの中で、いただくお鍋はまた格別!特に具材の『信州みゆきポーク』はしっかり煮込んでもやわらかく、甘い脂身が絶品です!
もうひとつの“おやつプラン”で愉しめるのは、焼き芋と甘酒、またはお汁粉。熱々のおやつをほおばりながら過ごす時間は、ご家族やご友人との団欒にぴったりです。
「かまくらの里」では他にも、黒岩山からお越しいただいた神様を祀る「かまくら神社」や自由に入って記念撮影ができる「だれでもかまくら」、地元のお土産や名物を愉しめる「かまくら商店」が登場。2月初旬の週末には『かまくら祭り』が開催されるので、機会があれば足を運んでみてくださいね。
◆レストランかまくら村
住所:〒389-2418 長野県飯山市寿
電話番号:0269-62-3133
営業期間:2025年1月24日~2月28日
参考サイト:https://www.iiyama-ouendan.net/special/kamakura/
【みづほ温泉 湯楽里館(ゆらりかん)】旅の疲れをほっこり癒す絶景雪見風呂
※写真はイメージです。
東御市、上田市の街並みを見下ろす高台にあるのは、日帰り温泉施設「湯楽里館(ゆらりかん)」。大浴場やジャグジー、サウナなどを完備しており、温泉を満喫したい方にはもちろん、旅行の合間に疲れを癒したい方にもおすすめです。
「湯楽里館」のイチオシは、北アルプスや八ヶ岳、美ヶ原など、絶景を堪能できる露天風呂!寒い冬に時期には運が良ければ“雪見風呂”をお愉しみいただけます。
また、冬季は美ヶ原高原に沈む夕日も必見!ゆっくりと温泉に浸かりながら、世界が黄金色に染まる、美しい光景をご覧いただけます。
お風呂上がりには、東御市産のワインや地ビール『OH!LA!HO!BEER』が手に入る「ワイン&ビアミュージアム」へ。店内には専属のコンシェルジュが常駐されているので、プロと相談しながら、お土産や宿泊先での晩酌用に長野のおいしいワインやビールを購入してみてはいかがですか?
◆みづほ温泉 湯楽里館
住所:〒389-0505 長野県東御市和3875
電話番号:0268-63-4126
参考サイト:http://tomi-kosya.com/yurari/
「GFC白馬リフラシア」を拠点に、冬の長野を遊びつくそう
絶景、グルメ、癒し体験。日本有数の豪雪地帯である長野では、冬だからこそ満喫できるスポットがいっぱい!この機会にどこか滞在できる拠点を作り、冬の名所巡りを愉しみたいものですよね。
「GFC白馬リフラシア」では、自然豊かな長野県白馬村を舞台に、ロマンあふれるログハウスを展開。カナダ産の木材で造られた堅牢なログは木の香りが心地良く、温もりある時間を育みます。
ご夕食はシェフ自慢の創作フレンチ、もしくはオリジナル鍋料理をご提供。信州牛や「はくば豚」、信州野菜といった地元素材をふんだんに取り入れたお料理とともに、気さくなシェフとの会話をお愉しみいただけます。
完全会員制リゾートGFCでは今回ご紹介した湯の山の他に、淡路島・越前・奥琵琶湖・白馬・白浜にもリゾート施設を所有。個性豊かなヴィラやログハウス、ホテルタイプなど多彩なお部屋を選べる上に、一部施設ではペットと一緒に宿泊できるお部屋もございます。
利用時はメンバー同伴が必須のため、女子旅やお子様連れのご旅行も安心・快適。ご入会されますと、新たな施設を含む全ての施設をご利用いただけます。さらにご希望があれば、ご家族に権利をお譲りいただく事も可能です。
完全会員制リゾートGFCを拠点に、寒い冬の時期でもとことん旅行を愉しんでみませんか?