三重県ナガシマスパーランドは絶叫マシンとアトラクション豊富な遊園地
三重県にある遊園地「ナガシマスパーランド」は、絶叫マシンと豊富なアトラクションを楽しめる、日本有数のアミューズメント施設です。
世界最高峰の木と鋼の絶叫コラボのハイブリットコースター「白鯨」や、全長2,479mの世界級スーパーコースター「スチールドラゴン2000」など、スピード感とスリルたっぷりの絶叫マシンが集結していることから、国内でも屈指の絶叫マシンのメッカとして人気。また多彩なアトラクションが豊富に揃っていることから、小さなお子さまを含め家族みんなで丸1日たっぷり遊べる観光スポットですよ。
今回は、絶叫マシンの聖地とされる「ナガシマスパーランド」の遊園地の魅力を、まとめてご紹介します。
目次
ナガシマリゾートの遊園地「ナガシマスパーランド」
写真:ナガシマスパーランド入口
三重県桑名市にある遊園地「ナガシマスパーランド(通称:ナガスパ)」は、長島観光開発株式会社運営の「ナガシマリゾート」に属する施設の1つです。
「東の富士急(富士急ハイランド)・西のナガシマ(ナガシマスパーランド)」と並んで称されるほど、絶叫マシンの多さが自慢の遊園地ですが、そのほかにも気軽にみんなで楽しめる多彩なアトラクションや、小さなお子さま向けのキッズタウンもあり、園内のアトラクション数は全60種類とかなり豊富!大人~小さなこどもまで年齢を問わずみんなが楽しめます。
また同じ敷地内には、夏季限定で世界最大級のスケールを誇るジャンボ海水プール(屋外プール)も営業しています。
ナガシマスパーランドのチケットは、お得な前売りチケットなどを事前に用意すると、混雑する入口ゲートでの引き換え無しでそのままスムーズに入場できます。またナガシマスパーランド入口手前のコーナーで、当日チケットの購入も可能ですよ。
写真:園内マップ
こちらが園内マップ。入口すぐの場所にパンフレットも置いてあります。とても広い遊園地なので、どのエリアのアトラクションから乗るか?検討してから移動しましょう。
これから、ナガシマスパーランドの写真を交えながら、詳しくご紹介していきますね。
日本一多い!絶叫マシンを含むローラーコースターは12種類
ナガシマスパーランドのローラーコースターの数は日本一!絶叫マシンを含む大小12種類もあり、実は日本で最も多い数を誇ります。その上スピード感とスリルたっぷりの世界を代表する絶叫マシンが集結しているため、絶叫マシン好きの方なら一度は訪れたい人気の遊園地です。
写真:白鯨
まず最初に、こちらの「白鯨(HAKUGEI)」は日本初!世界最高峰の木と鋼の絶叫コラボのハイブリットコースター。
木製の柱に囲まれた全長1,530mのコース間を最大加速度4.0Gの猛スピードで駆け抜けるジェットコースターで、木材だけでなく鋼材(スチール)を使うことで木製コースターでは実現できなかった複雑でスリリングなコースレイアウトが特徴なんだそう。
実際に白鯨コース近くを散策時にコースターが近づいてくると「ゴーッ!」という轟音が響いて、かなりの迫力!! ロッカーに手荷物を預けてから列に並び、いざ白鯨に挑戦です。
美しく真っ白な木製の柱に囲まれたコースをスピーディに走り、予想以上にスリル満点。そしてその恐怖心からか?想像していたよりも、160秒の乗車時間がとても長く感じられました。
真っ白な木組みの美しいレイアウトに青のレールが映える外観でありながら、まさに巨大な白鯨の獰猛さを体感できる絶叫マシンです。
写真:白鯨
こちらの写真は、大観覧車オーロラに乗って上から見下ろした白鯨の姿です。改めて白鯨のコースの大きさと長さを確認したり、猛スピードで駆け抜けるコースターを眺めたり。そして白鯨の向こうには伊勢湾・知多半島方面を見渡せます。
写真:スチールドラゴン2000と嵐(ARASHI)
こちらの写真の奥にある赤いコースが驚愕の世界級スーパーコースター「スチールドラゴン2000」、手前にある緑のコースが4Dスピンコースター「嵐(ARASHI)」です。
「スチールドラゴン2000」は、ギネス認定・世界一長いコース(2,479m)と、日本一の高さ(97m)・日本一の落差(93.5m)を誇るジェットコースター。2013年3月にフルモデルチェンジしました。
観覧車よりも高い97mまで登ってから一気に約69度の傾斜を急降下する史上最強のスリルは、ほぼ真っ逆さまの体感!そして地面スレスレやコース間を猛スピードで駆け抜けて、むき出しの車両に足はぶらぶらさせた状態だから踏ん張れない!世界最強の絶叫マシンです。
開放感・スピード感、そして浮遊感とスリルもあり、無重力さながらの感覚を体験できる「マイナスG」はスチールドラゴン2000ならでは。まるで龍の背中に乗って空を飛んでいるような気分を体感してみてくださいね。
写真:嵐(ARASHI)
4Dスピンコースター「嵐(ARASHI)」は、日本初上陸の、全米を熱狂させた異次元コースター!驚異の予測不能な動きをすることから「嵐」と名付けられたそう。
従来のコースターには無かった縦方向に積み重なるコース形状と、座席が制御なく自由に不規則にクルックルッと360度回転するのが特徴の絶叫マシンです。これまで通常のコースターは前後左右上下に進んでいましたが、嵐には「座席の回転」という新しい4つ目の動きを加えたことから、四次元(4D)としているそう。
走行中レールの前後が見えないため、まさに空を飛んでいるような開放感で、急勾配や急加速・スリリングなスイングやスピンを予測不能に繰り返し、想像以上の浮遊感を体験できますよ。
写真:ダブルワイルドマウス
「ダブルワイルドマウス」は、すばしっこい野ネズミのように入り組んだコースを走り抜ける小型のビーグル。全長400メートルのコースを左右に急旋回し、コースから振り落とされそうなスリルが魅力のコースターです。
どこか懐かしい野ネズミさんのイラストを眺めながら、「昔ながらのレトロな外観だし、それほど怖く無さそう」と思って並んでいましたが、実際には見た目以上にスリルあり!!歴史を感じられるコースをガタガタと左右にふっ飛ばされそうな勢いで走り抜け、壊れてしまったらどうしよう!という恐怖も感じられる絶叫マシンでした。
ナガシマスパーランドの12種類あるローラーコースターのうち「絶叫系」とされるものは、他にも5つ。うつ伏せならではのスリルを味わえる超大型フライングタイプ「アクロバット」や、回転や8の字ツイストが楽しめる「ルーピングスター」、日本で唯一、カタパルト式でホームから急発進する「シャトルループ」、ナガスパ定番の初代絶叫マシン「コークスクリュー」、落ちて回ってバック落下で1回転する「ウルトラツイスター」など。それぞれ違ったスピード感やスリルを体感できるローラーコースターなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
写真:ジェットコースター
ナガシマスパーランドのローラーコースターには、絶叫系でないものも3つあります。木箱型の「ジェットコースター」は、森の中を走り抜ける爽快感と心地良さが魅力。絶叫マシンが苦手な方や、お子さま用コースターを卒業したちびっこたちにもおすすめですよ。
また小さなお子さま向けには、公式キャラクター・ピーターラビット™デザインで低速の「ピーターラビット™コースター」と、てんとう虫が可愛くてスリル感も味わえる「チルドレンコースター」の2つのコースターがあります。いずれもキッズタウン内にあるローラーコースターで、大人と一緒に乗れるのが安心ですね。
大観覧車など気軽に楽しめるアトラクションも充実
ナガシマスパーランドには、みんなが気軽に楽しめる遊園地ならではのアトラクションも充実しています。(ただしローラーコースター同様、一部身長や年齢の制限はあり)
写真:大観覧車オーロラ
「大観覧車オーロラ」は、伊勢湾・知多半島・鈴鹿山脈までぐるっと一望できる直径83mの大きな観覧車。1周15分ほどの空中散歩を楽しめます。
写真:ナガシマスパーランド(大観覧車オーロラから撮影)
空の上からナガシマスパーランドを見下ろせる絶好の撮影スポットで、こちらの写真は大観覧車オーロラから眺めた遊園地の景色、その奥には鈴鹿山脈方面が広がっています。また反対側からは絶叫マシン・白鯨の全景と伊勢湾・知多半島方面を見渡すことが可能。小さなお子さまや雨の日でも楽しめるのが魅力のアトラクションで、真夏でもエアコンが設置されていて涼しいのでクールダウンにもおすすめです。
写真:ジャイアントフリスビー
「ジャイアントフリスビー」は、左右合わせて240度・最高43mと、意外と高い場所まで上がってゆらゆらと振られるスイング系絶叫マシン。50席が丸く並ぶ円盤に外側を向いて座り、ぐるぐると回転しながら動くため、空に放り出されそうなスリルと浮遊感を体感できますよ。
写真:ウェーブスウィンガー
ナガシマスパーランドでは日本最大63.4mの超大型回転ブランコ「スターフライヤー」が有名ですが、こちらは遊園地でよく見かけるタイプの空中ブランコ「ウェーブスウィンガー」。小学生以上なら乗ることができます。メルヘンチックな装飾でありながら、ふわりと心地良い風を切りながらクルクルと回る1分20秒を楽しんで。
写真:パラトルーパー
落下傘気分で大空を楽しめる「パラトルーパー」。パラシュートのような2人乗りの乗り物で、意外とスピーディにぐるぐる回りながら空高く舞い上がる爽快感を満喫できます。
ナガシマスパーランドにある全60種類のアトラクションの中で、みんなが気軽に楽しめる乗り物は他に、日本唯一の「ボブカート」や、二人乗りの水上バイク「ジェットスキー」、怖すぎると噂の「お化け屋敷」など。ただしお化け屋敷は身長や年齢の制限はないものの、あまりにも怖い内容のため、お子さまには保護者の方の同伴をおすすめしています。
小さなお子さまにおすすめのこども遊園地・キッズタウン
ナガシマスパーランド内のこども遊園地・キッズタウンは、ちびっこから大人までみんなが楽しめるアトラクションエリア。特に小さなお子さま向けで、遊園地デビューにもぴったりのアトラクションが豊富に揃っています。
写真:メリーゴーランド
遊園地の定番といえば「メリーゴーランド」。優しい音楽に合わせて、ゆったりと優雅にクルクル回る木馬にまたがりながらメルヘンな気分を味わえます。ナガシマスパーランドのメリーゴーランドは、小学生以上なら1人で乗ることができます。カップルや親子で一緒に乗って、写真撮影を楽しんでもいいですね。
写真:レッドバロン
キッズタウンの「レッドバロン」は、3歳~小学生までが対象のアンティークなプロペラ機です。クルクル回りながら爽やかな風を切って、パイロット気分を満喫。真ん中では不思議なゴリラ?が見守っていますよ。
また、ちびっこでも安心して楽しめる「こども急流すべり」は、山あり谷ありのコースをボートに乗って揺られながら進んでいくアトラクション。急流を滑り落ちた時に水しぶきが少しだけ飛んでくるのはお決まりのパターンです。お子さまを一番前に座らせると、より楽しめるかも?!
ナガシマスパーランドのキッズタウンには全32種類ものアトラクションがありますが、1歳以上なら約50種類の遊具の施設「ちびっこひろば」、3歳以上なら可愛いダックスに乗ってお散歩できる「ダックス」・水鉄砲が楽しい「ウォーターショット」・男の子に大人気の「レッツゴートーマス」など、遊園地デビューのお子さまでも楽しめるアトラクションが多いので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
グルメやフォトスポット、お土産選びも楽しい
写真:カフェテリア・ピクニック
ナガシマスパーランドでは、グルメやフォトスポット、お土産選びも楽しめるのが魅力です。こちらの「カフェテリア・ピクニック」は、メニューを自由に選べるカフェテリア方式のグルメスポット。最初に注文と会計を済ませたら、店内のテーブル席またはオープンテラス席へ。オープンテラス席では白鯨を目の前に眺めながら食事を楽しめますよ。
写真:冷やし豆乳担々麺
こちらの「冷やし豆乳担々麺(1,000円)」は、期間限定メニュー。暑い日だったので、ピリ辛で冷たくて美味でした。そのほか「白鯨カツカレーセット」「ピザ」「ロコモコ」「唐揚げポテト」など、幅広い世代に人気のグルメを展開しています。
ナガシマスパーランドのグルメスポットは他にも、3世代で楽しめる品ぞろえが人気の「キッズレストラン」や、和食から洋食まで味わえる「パークレストラン」、テイクアウト向けのショップなど、本格的なレストランからオシャレなカフェまでが充実しています。遊園地のアトラクションに遊び疲れたら、ぜひ美味しいグルメを味わって癒されてくださいね。
写真:白鯨のフォトスポット
ナガシマスパーランドには、ユニークなフォトスポットも点在しています。こちらは白鯨入口のオブジェに乗った写真を撮影できるスポット。本物の白鯨に乗っている姿は撮影できないので、ぜひここでノリノリの1枚を撮影してみては?
また、公式キャラクター「ピーターラビット™」のパネルスポット。ナガシマスパーランドでは2003年から世界で初めてイメージキャラクターとして「ピーターラビット™」のラインセンス契約を終結。このあと紹介するお土産店「メインゲートショップ」ではグッズ販売もしています。
写真:メインゲートショップ
ナガシマスパーランドには、ナガシマスパーランドのお土産を多く取り揃えている「メインゲートショップ」と、キッズに人気のキャラクター商品を多く取り扱う「キャラクターショップ」の2つのお店があります。
GFC湯の山スパシア滞在時は、ナガシマスパーランドに立ち寄るのもおすすめ
写真:ナガシマスパーランド
三重県の遊園地「ナガシマスパーランド」は、絶叫マシンや豊富なアトラクションをオールシーズンいつでも楽しめる観光スポットです。
GFC湯の山スパシアから車で30分程度とアクセスしやすい場所にあるので、三重・名古屋方面を観光するなら、ナガシマスパーランドの遊園地ならではのアトラクションを楽しんで、絶叫マシン「白鯨」「スチールドラゴン2000」などにも挑戦してみてはいかがでしょうか。
またナガシマスパーランドに加えて、同じナガシマリゾート内の「名古屋アンパンマン こどもミュージアム&パーク」や「ジャンボ海水プール(夏季プール開催期間のみ)」も利用できるチケットを購入すればセットで楽しめますし、併設のアウトレット「三井アウトレットパーク・ジャズドリーム長島」でショッピングや食事をすることも可能。GFC湯の山スパシア滞在時は、ナガシマスパーランドで遊園地を満喫してみるのもおすすめですよ。
◆ナガシマスパーランド
住所:〒511-1192三重県桑名市長島町浦安333番地
TEL:0594-45-1111(9:00~17:00)
入園料:入場券は大人1,600円/小学生1,000円/幼児(2歳以上)500円
駐車場:普通乗用車1,000円、大型車(全長5m超)2,000円、二輪車200円
ホームページ:https://www.nagashima-onsen.co.jp/spaland/index.html
※営業時間や休園日、入園料の各種割引など、詳しくは公式サイトをご覧ください。