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淡路島グランデシア周辺情報

【関西・梅の名所6選】春はもうすぐ!GFCのおすすめ梅見スポット2024

かぐわしい香りと共に、春の訪れを告げる花・。日ごとに寒さが募る中、健気に花を咲かせる姿は、観る人の心をときめかせます。

今回はGFCの施設から行くことができる、関西のおすすめ梅スポットをご紹介。見渡す限り紅や白に染まる絶景と優しい香りに癒されながら、一足早く春気分を味わってみませんか?


 

【三重・鈴鹿】鈴鹿の森庭園

まず最初にご紹介するのは、GFC湯の山スパシアから車で約20分の場所にある「鈴鹿の森庭園」。普段は研究栽培農園として、日本の伝統園芸文化のひとつである、しだれ梅の“仕立て”技術を未来に伝える活動をしており、梅の開花時期のみ、梅園を一般公開しています。

“仕立て”とは、植物が健やかに、理想的な形で成長するため、職人が管理していくこと。「鈴鹿の森庭園」では、熟練の仕立て職人たちが丹精込めて育てた約200本の名木が、美しい花を咲かせます。

特に注目すべき品種は、八重咲きの代表格・呉服枝垂(くれはしだれ)。幾重にも重なった薄紅色の花びらは、まるで木々を華やかに彩るドレスのよう。入口では樹齢100年以上・日本最古の呉服枝垂と言われる巨木“天の龍”・“地の龍”が、皆様をお出迎えします。

こちらで一番の絶景スポットは、園内と鈴鹿山脈が一望できる“見晴らし台”。くっきりと青空が広がる日には、雄大な釈迦ヶ岳を伺えます。

また、開花の時期に合わせて、夜にはライトアップも。昼間とはひと味違う、幻想的な風景をお愉しみいただけます。

◆鈴鹿の森庭園
住所:〒519-0315 三重県鈴鹿市山本町151-2
電話番号:059-371-1777(開園期間中のみ)
開園期間:2024年2月17日(土)~3月下旬予定
営業時間:9:00~16:00(夜間ライトアップ期間中は20:30まで延長)
公式サイト:https://www.akatsuka.gr.jp/group/suzuka/

 

【三重・いなべ】いなべ市梅林公園

次にご紹介するのは、東海エリア最大級の梅園と謳われる「いなべ市梅林公園」。GFC湯の山スパシアからは、車で約45分です。

特産品の開発や地域の活性化を見据えて開発されたこちらの公園。40ヘクタールという広大な敷地には、計100種類・約4,000本もの梅の木が植えられています。

赤や白、黄色といったカラフルな梅の花が一斉に咲き誇る姿は、まさに圧巻の一言!

時期によっては雪に染まる鈴鹿山脈を観ることができ、満開の梅と白銀の世界という夢のような光景に出会えます。気温が低く、山全体に雪が残っている午前中がシャッターチャンス!

園内では地元で造られた梅酒や梅ジュースも販売されており、お土産にもおすすめです。6月下旬には梅の実の収穫体験もできるので、こちらもぜひお見逃しなく。

◆いなべ市梅林公園
住所:〒511-0501 三重県いなべ市藤原町鼎717
電話番号:0594-46-8377
営業時間:9:00~16:00
公式サイト:http://www.inabe-nougyoukouen.com/

 

【兵庫・南あわじ】八木のしだれ梅

3つ目の名所は、GFC淡路島グランデシアから車で約30分。南あわじ市にある「八木のしだれ梅」です。こちらはなんと、個人宅のお庭で育てられている梅を、オープンガーデンとして一般公開しています。

家主の村上氏は、梅を守り続けて3代目。村上氏のおじいさまが淡路島の造園業者から苗木を購入し、約70年の歳月をかけて、高さ8m・幅12mもの大きさに育て上げたのだとか。梅の木は約40年前から一般公開をはじめ、いまでは毎年約2万人もの観光客が訪れるそうです。

品種は九州・佐賀産の“藤牡丹”。一輪一輪の花が大きく、優雅に枝をしだれさせる姿は、どこか妖艶で趣があります。梅は丁寧に剪定をしなければ新芽が出ず、花を咲かせることができません。例年鮮やかに咲き続けるしだれ梅は、まさに村上家の愛と努力の結晶です。

入口では鉢植えのしだれ梅の苗や、地元で採れた野菜や果物を販売。母屋にある表座敷には七段飾りのひな人形も展示しているので、春の観光にぴったりです。満開時期の2月末から約1週間は、日没から21時までライトアップを行っているので、こちらもお愉しみに。

◆八木のしだれ梅
住所:〒656-0445 兵庫県南あわじ市八木馬回219
電話番号:0799-52-2336(淡路島観光協会 南あわじ観光案内所)
営業時間:しだれ梅開花時|8:00~日没、その他期間|見学自由
参考サイト:https://www.awajihanahenro.jp/fudasyo.php?eid=00056
※個人のお庭ですので、観覧の際にはマナーをお守りください。

 

【滋賀・大津】叶 匠壽庵 寿長生の郷(かのう しょうじゅあん すないのさと)

実は滋賀県は、関西屈指の隠れた梅の名所。GFC奥琵琶湖レイクシアから約90分の場所にある「叶 匠壽庵 寿長生の郷(かのう しょうじゅあん すないのさと)」も、そのひとつです。

こちらは和菓子の老舗「叶 匠壽庵」が『菓子作りの原点は農業から』という思いで開墾。6万3,000坪の里山には約1,000本もの梅の木が植えられており、2〜3月に見頃を迎えます。

メインとなる品種“城州白(じょうしゅうはく)”は希少な白梅で、大粒の実や芳醇な香りが魅力。収穫された梅の実は、「叶 匠壽庵」を代表する銘菓・“標野(しめの)”にも使われています。

毎年2〜3月には『梅まつり』を開催。梅ソフトや梅あんみつ、珍しい梅サンドなど、この時期だけの梅メニューを味わえます。さらに、“城州白”の甘露煮を丸ごと包んだ梅大福をはじめ、梅尽くしのお土産も。梅林の景色は併設のレストランやカフェからも鑑賞できるので、梅の美味をおともに、心安らぐひと時をお過ごしください。

◆叶 匠壽庵 寿長生の郷
住所:〒520-2266 滋賀県大津市大石龍門4丁目2-1
電話番号:077-546-3131
営業時間:10:00~17:00
公式サイト:http://www.sunainosato.com/

 

【滋賀・大津】石山寺

GFC奥琵琶湖レイクシアから車で約80分。『源氏物語』の作者であり、平安時代随一の才女と名高い紫式部ゆかりのお寺として知られる「石山寺」。こちらには3つの梅園があり、400本もの紅白梅が咲き誇ります。

石山寺の第三座主・淳祐内供(じゅんゆうないく)は、菅原道真公の孫にあたり、大変優れた学僧として名を馳せた人物。彼が生前暮らしていた「普賢院」の跡地に、歴代座主が大切にしてきた境内各所の古い梅を移し、現在の第一梅園となりました。

園内には色鮮やかな“八重寒紅梅”や枝ぶりの良い“豊後梅”、江戸時代から人々に愛されてきた“白加賀”など、約40種類の梅が揃い踏み。100点程の作品が揃う盆梅展も必見です。

◆石山寺
住所:〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1丁目1-1
電話番号:077-537-0013
開門時間:8:00~16:30
公式サイト:http://www.ishiyamadera.or.jp/

 

【滋賀・長浜】慶雲館・長浜盆梅展

最後にご紹介するのは、GFC奥琵琶湖レイクシアから車で約45分、慶雲館で毎年開催されている『長浜盆梅展』です。昭和27年から始まり、歴史・規模共に日本一と評判の、こちらの盆梅展。開花時期に応じて、約300鉢の中から選りすぐりの90鉢を展示しています。

盆梅の中には高さ3m近い巨木や、樹齢400年と伝わる古木の展示もあり、見応え十分!さらに展示室は米原市在住の切り絵作家・早川鉄平氏とのコラボレーション展示がされており、フォトジェニックな空間が観覧者の目を惹きつけます。施設内には盆梅を眺めながら一服できるお茶席もご用意。展示会期間中は豪華賞品が手に入るフォトコンテストも開催されるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

明治20年、明治天皇の京都行幸に際し、当時の富豪・浅見又蔵氏が建設した慶雲館。歴史情緒あふれる造りと優美な純和風の内装は、盆梅展の素晴らしさをさらに引き立てます。今年は例年人気の土・日・祝日限定ライトアップの他、平日の夜間特別公開も開催。ロマンティックな梅と灯の饗宴をお愉しみください。

◆慶雲館|長浜盆梅展
住所:〒526-0067 滋賀県長浜市港町2-5
電話番号:0749-62-0740
開催期間:2024年1月10日~3月10日
※夜間ライトアップは1月27日~2月25日の土日祝、平日夜間特別公開は1月12日(金)~2月9日(金)の火水金
営業時間:9:00~17:00 (入館は16:00まで)
※夜間ライトアップ期間中は20:00まで入館可能、平日夜間特別公開は17:30~と19:00~の入れ替え制
公式サイト:https://bonbai.jp/

 

GFCから、関西屈指の梅見スポットへ

奈良時代の日本では、花と言えば“梅”を指していたほど、昔から人々に愛されてきた梅の花。その美しさは時代を超えてなお、私たちに春を迎える喜びを届けてくれます。今年はGFCの施設を拠点に、関西の梅めぐりを愉しんでみませんか?

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