【比叡山ドライブウェイの魅力】おすすめのルートや立ち寄りスポットをご紹介!
1958年に開通した比叡山ドライブウェイは、田の谷峠から比叡山の山頂までを結ぶ観光道路であり、その距離は8.12kmもあります。よくセットでドライブコースに挙げられる奥比叡ドライブウェイと合わせると合計約19kmになります。
そんな比叡山ドライブウェイの道中にはびわ湖を眺望できる「夢見が丘」や日本仏教の母と呼ばれる「延暦寺」、山頂の絵画と季節の花が調和する「ガーデンミュージアム比叡」。比叡山の四季を感じながらドライブを愉しむだけではなく、景色や文化も愉しむことができます。
今回は比叡山ドライブウェイに実際に赴いて感じた魅力やおすすめルート・スポットをお伝えしていきます。
目次
比叡山ドライブウェイのおすすめルートと料金
比叡山ドライブウェイ、ならびに奥比叡ドライブウェイの入り口は、田の谷峠ゲート(比叡山ドライブウェイ側)と仰木ゲート(奥比叡ドライブウェイ側)があり、延暦寺 東塔の近くでドライブウェイが切り替わります。
ドライブウェイが切り替わるゲートをくぐると追加料金が発生しますので、ドライブウェイの愉しみ方によっておすすめのルートが変わります。
両方のドライブウェイを愉しみたい、全てのスポットを巡りたい方は、田の谷峠ゲート・仰木ゲートの近い方から入り、反対側のゲートに出るのがおすすめです。(普通車通行料金:¥2,420)
ガーデンミュージアム比叡とびわ湖を眺めながらカフェや子供の遊び場でのんびり過ごしたい方は、田の谷峠ゲートに入り、山頂で折り返して田の谷峠ゲートから出ましょう。(普通車通行料金:¥1,700)
ガーデンミュージアム比叡と延暦寺を愉しみたいのであれば、田の谷峠ゲートに入り、仰木ゲートから出ましょう。(普通車通行料金:¥2,420)
上記の比叡山ドライブウェイの料金はあくまでご参考にしてください。途中でUターンしたりすると、料金が変わってくることがあります。詳しくは「比叡山ドライブウェイの公式HPの料金」をご覧ください。
比叡山の自然を愉しむドライブウェイ
今回、私は田の谷峠ゲートから入り、仰木ゲートを通り抜けるルートを使いました。
田の谷峠ゲートから仰木ゲートまでの間に見えるのは比叡山の自然豊かな緑。比叡山を登って行くにつれ、山間から時折びわ湖を見ることができます。山頂付近では時間、そしてタイミングが合えば車窓から雲海を見ることもできるそう。
夢見が丘でびわ湖の絶景を眺める
田の谷峠ゲートを数分走ると、ひとつ目の観光スポット「夢見が丘」に到着します。
この夢見が丘はおすすめの展望スポットのひとつで、その景色がこちら。
びわ湖と比叡山の自然、そして大津市の街並みの眺めがとても綺麗ですね。この日のような春の陽気を感じる暖かい日であれば、山間を吹く風をとても心地よく感じます。
こちらは夢見が丘のガーデンベル「結(ゆい)」から撮影した1枚。「人と人を結ぶ愛情や友情、親子の絆を結ぶもの」という意味合いで一般公募から選ばれた「結(ゆい)」という名前のベルです。
美しい景色と絆を結ぶベル、ここに訪れる方が大事にしている繋がりを守ってくれそうな雰囲気がありますね。また夜になれば、大津の美しい夜景を見ることもできます。
夢見が丘のカフェスペースでランチ
こちらは同じく夢見が丘にあるカフェスペース「カフェテラスyumemi」。
コーヒーやホットサンド、カレー等、ちょっとした軽食を食べることができるお店です。店内の飲食スペースとカフェテラスのガーデンデッキ、どちらでも軽食を愉しむことができます。
こちらは「yumemi」の店内。席同士の空間を広くとり、木のテーブルとチェアが暖かい雰囲気を感じさせます。
そしてこちらがガーデンデッキ。もちろん先ほどのびわ湖を一望できる場所にもなっているので、綺麗な景色と心地よい風を感じながら軽食を食べられます。
ホットケーキと紅茶を並べると、お洒落なモーニングのよう。天気がいい日はこのガーデンデッキを利用するととても気持ちがいいですよ。
夢見が丘の遊び場スポット
夢見が丘は景色やカフェだけではなく、子供たちと遊んだり、バーベキューを愉しむことができる遊び場があります。
遊具には今時では珍しいジップラインのような滑るターザンロープがあります。私が訪れた際にも順番待ちをして遊ぶ子供連れの家族がいて、とても愉しそうでした。
その他には有料ですが、210mの距離を下るスーパースライダーなどスリルがあるアトラクションもあります。係員の方曰く、子供だけはなく、大人の方も愉しまれる事が多いのだとか。
実際に私も体験しましたが、傾斜は緩いものの遊園地のジェットコースターのようなしっかりした体の固定感がないため、スリルがあって愉しめましたね。
美術品と季節の花が愉しめるガーデンミュージアム比叡
次は山頂付近にあるガーデンミュージアム比叡です。
毎年春に開園するガーデンミュージアム比叡は、モネやルノワール、ゴッホ等の絵画を陶板で再現した展示物があります。
また春にはルピナスやキンギョソウ、ネモフィラなど春の花を愉しむことができ、季節が変われば、その季節の花が咲きます。行く時期によって別の景観を愉しむことができますよ。
その魅力はこちらのガーデンミュージアム比叡の公式Youtube動画を見るととても伝わりますよ。
山頂(四明が嶽)から見る絶景
山頂には夢見が丘にも勝る絶景を見ることができます。より高い位置から見下ろすびわ湖と大津の街並みは夢見が丘とはまた違った魅力があります。
夜景になればこれも、大津の街並みがとても綺麗に夜を彩ります。お昼に観光スポットを巡り、夜に夜景を見て帰る方が多いのも頷ける景観ですね。
日本仏教の母山と呼ばれる「比叡山 延暦寺」
比叡山ドライブウェイといえば、最も有名なのはもちろん延暦寺でしょう。平安時代初期の仏僧である最澄によって開かれた天台宗。比叡山延暦寺はその天台宗の総本山の寺院です。今では観光名所としても有名なので、ドライブと一緒に愉しむことができます。
引用:天台宗総本山 延暦寺の根本中堂
延暦寺には国宝である根本中堂があり、いつも観光客があふれている人気スポットですね。
その他には弥陀堂や弁慶のにない堂、釈迦堂など様々な寺院があります。国の重要文化財やユネスコの文化遺産に登録されていますので、歴史を感じる非常にいいスポットですよ。
「GFC奥琵琶湖レイクシア」を拠点に、比叡山ドライブウェイを満喫しよう
今回は滋賀県の比叡山ドライブウェイの魅力あるスポットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
恋人や夫婦2人で愉しむドライブや子供連れで遊び場やアトラクションを愉しむ等、比叡山ドライブウェイの愉しみ方はたくさんありますね。
今回ご紹介した比叡山ドライブウェイは、弊社のリゾート施設「GFC奥琵琶湖レイクシア」から車で1時間ほど離れた場所にあります。ドライブウェイに行く道中には滋賀県屈指の観光地メタセコイア並木などもあるため、「GFC奥琵琶湖レイクシア」をご利用いただき、滋賀観光を効率よくドライブや観光をを愉しまれてはいかがでしょうか。
その他にもこのGFCマガジンでたくさん滋賀のおすすめスポットを紹介しています。よければ、ぜひ読んでみてくださいね。