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越前パラデシア周辺情報

【福井で食べたい!夏の味覚5選】新鮮な山海の幸からお酒にぴったりの珍味まで

「越前ガニ」や「若狭ふぐ」、「水ようかん」など、冬の味覚が充実している福井県。実は、夏にもおいしい味覚が数多くあることをご存じですか?

今回は夏の福井旅行で食べたい&お土産にしたい絶品食材をご紹介。現地でその美味を味わえるお店も併せてご案内いたします。

 

【越前うに】江戸の将軍も愛した、福井が誇る日本三大珍味

日本海特有の荒磯を地盤に、エサとなる良質な海藻に恵まれた越前の海は、おいしいウニの宝庫。エグみが少なく旨みをたっぷりと蓄えたウニは、福井を代表する夏の美味として愛されています。

福井のバフンウニ漁シーズンは7月20日から約2週間。さらに漁ができる時間も午前7時~10時と限られており、数ある海の幸の中でも非常に貴重な味わいです。

そんなウニを贅沢に愉しめる福井きっての珍味が“越前うに”。このわた、カラスミに並ぶ日本三大珍味のひとつであり、江戸時代後期の書物『日本三海名産図会』では“塩辛中の第一”としてその名が記されています。

越前うには、バフンウニの卵巣を塩漬けにしたもので、100gの越前うにを作るために使用されるバフンウニは、なんと100個以上!芳醇な磯の香りと峻烈(しゅんれつ)な味わいをダイレクトに堪能できることから、「昔はあごの裏に小豆粒くらいの量の越前うにをつけて、お酒を一合嗜んでいた」という逸話も残されているのだとか。


引用:天たつ 公式Instagram

その言葉通り、越前うにはお酒の肴にぴったり。特に日本酒との相性が抜群で、越前うにを舌で溶かしながら日本酒を一口含むと、豊かな旨みが一層華やぎ深い余韻に包まれます。もちろん、炊きたてごはんのお供としても優秀。熱でトロッと柔らかくなった越前うにを白米と一緒にかきこむと、幸せが口いっぱいに広がりますよ。


引用:天たつ 公式Instagram

日本最古の雲丹の御用商として名高い「天たつ」は、この越前うにの生みの親。「天たつ」の三代目・天野五兵衛が当時の福井藩主より「戦時中に日持ちする保存食作り」を命じられ、開発に着手したことが始まりとされています。

“汐うに”と名付けられた逸品はいつしか将軍家や大名家、宮家への贈り物となり、いまなお福井のお土産や贈答品として重宝されています。

中でも8月の新物のうにを使った汐うには、甘みと香りが格別!食通の方やお酒好きの方への贈り物にいかがですか?

◆天たつ 本店

住所:〒910-0023 福井県福井市順化2丁目7-17
電話番号:0776-22-1679
営業時間:9:00~18:00
定休日:不定休
公式サイト:https://www.tentatu.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/tentatsu_unisho.fukui/

 

【若狭の岩ガキ】夏に嬉しい栄養豊富な“海のミルク”

日本海に面し、複雑に入り組んだ地形が特徴的な若狭湾。河川を通じ山々の豊富な栄養が流れ込むこの地は、岩ガキの一大産地として知られています。

若狭湾の岩ガキはプリッと大ぶりで身が程良く締まり、さっぱりとみずみずしい味わい。特に夏のカキは冬のカキと比べて3倍以上も身が大きく、非常に食べ応えがあります。

アミノ酸やビタミン、ミネラルなど栄養豊富なカキは、実は夏の疲れにうってつけの食材。カキフライや炊き込みご飯も人気ですが、最初はぜひ“生”で味わうのがおすすめです。

若狭湾で採れた岩ガキは冷海水で20時間以上も洗浄・殺菌されるので、安全・安心。潮の香りを纏ったあふれる旨みは、まさに“海のミルク”という名にふさわしいおいしさです。


引用:福井県 公式サイト

近年では養殖のカキにも力を入れている福井県。2024年6月には新ブランド“ふくい岩がき”がお披露目となり、今後飲食店等の販売に向けて動き出しているのだとか。


引用:地魚もてなし 滝の川 公式Instagram

越前町に本店を構える「地魚もてなし 滝の川」では、磯の風味豊かな天然岩ガキをご用意。レモンをキュッと搾り、オリーブオイルと醤油ベースのタレでいただく生ガキの他、塩のみのシンプルな味付けに仕上げた焼ガキやサクッと香ばしいカキフライも愉しめます。


引用:やまに水産 公式Instagram

福井県随一の名勝・東尋坊に位置する「やまに水産」も初夏から天然岩ガキを入荷。水産店ならではの確かな目利きで選ばれた特大岩ガキをご堪能いただけます。冬には旨みが凝縮されたクリーミーな“冬ガキ”を味わうことができるので、ぜひ年間を通して食べくらべてみてくださいね。

◆地魚もてなし 滝の川 越前町本店

住所:〒916-0425 福井県丹生郡越前町高佐16-19-2
電話番号:0778-39-1120
営業時間:【ランチ】11:00~14:00 【ディナー】18:00~22:00
定休日:不定休
公式サイト:https://www.echizenkani.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/takinokawaechizenkani/

◆やまに水産

住所:〒913-0064 福井県坂井市三国町安島64-1
電話番号:050-5303-5412
営業時間:8:00~16:30(LO.16:00)
定休日:不定休
公式サイト:https://yamanisuisan.com/toujinbou/
公式Instagram:https://www.instagram.com/tojinboyamani_suisan/

 

【鮎】夏の美味を象徴する“清流の女王”

綺麗な水を好み、その美しい容姿と引き締まった身のおいしさから“清流の女王”と呼ばれる。岩や小石に生える苔を主食とする鮎はスイカのような爽やかな香りが漂う事から、別名“香魚”とも呼ばれています。

福井県では海で水揚げした鮎に卵を産ませ、孵化した稚魚を河川に放流する“人工海産系アユ”が主流。生まれた稚魚は海で命を落とすことなく育ち、大きくなるとまた河川に上るため、再生産が可能なのだそう。清らかな水でのびのびと育った鮎は“ふくいアユ”と呼ばれ、例年6月中旬~7月上旬の鮎漁解禁シーズンには、多くの釣り人が旬の味を求めて県内各地の川を訪れます。


引用:今治亭 公式サイト

四季豊かな自然に囲まれた南越前町にお店を構える「今治(いまじ)亭」では、7~9月の土日限定で鮎定食ランチをご用意(要予約)。店主自ら日野川で釣りあげた大ぶりの鮎を、豪快に塩焼きでお召し上がりいただけます。


引用:ふ志多 公式Instagram

鮎釣りのメッカ・九頭竜川の近くでお店を営む「ふ志多(ふじた)」では、リーズナブルな1,980円のコースからリッチな3,740円のフルコースまで、鮎を満喫できる特別ランチを6月初旬~11月の期間限定でご提供。定番の塩焼きはもちろん、南蛮漬け、田楽、味噌汁など、多彩な鮎料理を満喫できます。


引用:さぎり屋 公式Instagram

「ふ志田(ふじた)」と同じく九頭竜川近辺に佇む「さぎり屋」は、昔ながらの炭火&串焼きスタイルにこだわるお店。遠赤外線で中までじっくりと火を通した鮎は、皮はパリッと香ばしく、身は驚くほどふっくらやわらか!他にも唐揚げや一夜干し、子持ち鮎や稚鮎など、幅広くラインアップしています。塩焼きは調理に30分程かかるため、気になる方は事前にご予約を。

◆今治亭

住所:〒919-0131 福井県南条郡南越前町今庄109-1
電話番号:0778-45-0111
営業時間:【ランチ】11:30~13:30(7~9月限定・土日のみ)【ディナー】17:00~22:00
定休日:毎週月曜日
公式サイト:http://imajitei.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/imajitei/

◆ふ志多

住所:〒910-1141 福井県吉田郡永平寺町松岡領家18-94
電話番号:0776-61-2010
公式サイト:http://www.ayu-fujita.jp/index.html
公式Instagram:https://www.instagram.com/fukui_fujita2010/

◆さぎり屋

住所:〒910-1103 福井県吉田郡永平寺町松岡上合月36-50
電話番号:0776-61-1123
営業時間:10:00~18:00
定休日:毎週水曜日
公式サイト:http://sagiriya.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/sagiriya_ayu/

 

【越のルビー】皇室献上品として愛される艶やかな実はまさに宝石


引用:松井農園 公式サイト

福井県立短期大学(現・福井県立大学)農学科で誕生。福井県白方町の農家に試作を依頼し、丸5年の歳月をかけ新品種として登録された福井のブランドトマト・越のルビー。一度聞いたら忘れられない詩的な名前は、福井県出身の芥川賞作家・津村節子氏によって名付けられました。


引用:福井県公式観光サイト ふくいドットコム

単なる野菜ではなく、「デザート感覚で手軽に愉しめるトマト」として開発された越のルビー。真っ赤に熟した艶やかな見た目は、まさに煌めくルビーのよう。糖度は8度と一般的なトマトより2~4度以上も高く、酸味と甘みのバランスが絶妙です。皮が柔らかく果肉もなめらかで、小さなお子様にもおすすめ。ビタミンCやカルシウムは通常の大玉トマトの2~3倍もあり、栄養価の高さも評価されています。


引用:赤羽農園 公式Instagram

越のルビーのおいしさの秘密は、畑の環境。夏でも寒暖の差が激しく、水はけの良い土地で育てられた越のルビーは、甘みがギュッと詰まったジューシーなおいしさに育つそうです。

その豊かな味わいは、なんと皇室のお墨付き。平成11年に福井県を訪れた常陸宮ご夫妻が芦原温泉の食卓に上った越のルビーを絶賛!以来、皇室献上品として、常陸宮家に献上されています。


引用:御菓子司 森八大名閣 公式Instagram

越のルビーのおいしさを存分に味わうなら、1933年創業・お菓子作りの老舗「御菓子司 森八大名閣」が手掛ける『伝兵衛』がおすすめ。越のルビーのおいしさに惚れ込み、こだわりの生産を行う麻生伝兵衛氏の手で厳選された完熟トマトを取り寄せ、その日のうちにひとつずつ丁寧に湯剥き。特製シロップにじっくりと漬け込み作り上げた、珠玉のトマトゼリーです。


引用:御菓子司 森八大名閣 公式Instagram

『伝兵衛』ではひとつのゼリーに対し、越のルビーを丸々1個使用。オレンジやグレープフルーツの果汁を加えさっぱり仕上げたゼリーと越のルビーのジューシーな甘みがマッチした、清涼感あふれるスイーツです。

ご自身のお土産にはもちろん、風流な贈り物としても喜ばれる事間違いなし。夏季限定のおいしさを心ゆくまでお愉しみください。

◆御菓子司 森八大名閣

住所:〒910-0005 福井県福井市大手3丁目15-9
電話番号:0776-25-0008
営業時間:9:00~18:00
定休日:毎週月曜日
公式サイト:https://morihachi.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/morihachidaimyoukaku/

 

【金福すいか/銀福すいか】名前も色も縁起が良い福井初のブランドすいか


引用:福井市 公式サイト

神々しく輝く黄金色の果皮に、冷蔵庫にすっぽり収まる小ぶりなサイズ。福井園芸センターが1977年から開発を始め、2000年に福井のブランドすいかとして生まれた「金福すいか」は、その印象的なビジュアルから発売以来瞬く間に県内外で話題に。2023年夏には、「金福すいか」の良さをさらに追求した後継品種がデビューしました。


引用:福井市 公式サイト

金福すいかの魅力は、なんといってもそのゴージャスな見た目。繊細で傷つきやすい皮を守るため、一玉ひと玉ネットに入れて保護する“玉吊り方式”で育てられています。

約1.7㎏と小ぶりなその実は種がほとんど無く、食べやすい点も魅力的。ご家族やお仲間でおいしい内に食べきれるサイズ感も評判です。また、金福すいかの糖度は平均13度前後と、すいかの中でもトップクラス。シャリッとみずみずしい果肉の中に、しっかりとした甘みを感じられます。


引用:福井市 公式サイト

そんな金福すいかのペアとして1999年から開発が始まり、2007年に新品種として誕生したのが「銀福すいか」。こちらは通常のすいかと同じ見た目をしていますが、切ってみるとびっくり!鮮やかな黄色の果肉が姿を現します。銀福すいかも金福すいか同様、種が少なく水分たっぷり。強い甘みと共に感じるフレッシュな酸味がやみつきになります。


引用:パティスリー オリヴィエール 公式Instagram

福井城跡から程近く、おしゃれな外観が目を惹く「パティスリー オリヴィエール」では、金福すいかを使ったボトルスイーツ「マンプク」をご提供。なめらかなバニラムースとレモンジュレに、カットした金福すいかの食感が絶妙なアクセント。フルーティーな甘さとバニラの風味が絡み合い、何度でも味わいたくなるおいしさです。

お家で召し上がる際は、涼しい部屋で常温保存し、食べる1~2時間前に冷蔵庫で冷やすのがおすすめ。2種のすいかを食べ比べながら、素敵な夏をお過ごしください。

◆パティスリー オリヴィエール

住所:〒910-0023 福井県福井市順化1丁目20-3
電話番号:0776-43-0013
営業時間:【火~木】12:00~18:00【金・土】12:00~22:00【日】12:00~18:00
定休日:毎週月曜日
公式サイト:https://oliviere.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/oliviere_/

 

GFC越前パラデシアを拠点に、福井の夏のグルメ探訪へ

おいしいグルメを求めて朝早くから出かけたり、ついつい夜遅くまで美味巡りを堪能したり…。旅行をするなら、終日とことんおいしいものを満喫したいですよね。

完全会員制リゾートGFCが福井県に所有・運営する「GFC越前パラデシア」では、個性豊かな戸建てヴィラやロマンあふれるログハウス、エレガントなホテルなど、メンバー様のニーズに合わせて様々なタイプのお部屋をお選びいただけます。

敷地内には天然温泉露天風呂もあるので、夕焼けに染まる海を眺めながらゆったりとお過ごしいただけます。

夕食はぜひ、「GFC越前パラデシア」自慢のフレンチレストラン「パラド」へ。当地の新鮮素材を使った、美と健康にうれしいヘルシー・フレンチをご堪能ください。

他にもバリニーズ・エステ(要予約)やガーデンプールも併設。ワンちゃんとお泊りできるお部屋やドッグランもございますので、愛犬との旅行もお愉しみいただけます。

さらにGFCでは越前の他、淡路島・湯の山・奥琵琶湖・白馬・白浜にもリゾート施設を所有。ご入会されますと、すべての施設をご利用いただけますので、各地を拠点に釣り旅行を愉しんでみてはいかがでしょうか?

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