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解禁日はいつ?福井名物・越前ガニをおいしく食べるなら

 

冬の味覚の王様ともいえる「カニ」。

その中でも、北陸から山陰地方にかけての日本海で獲れるズワイガニは「越前ガニ」「松葉ガニ」のブランド名で人気を集め、シーズンには関西をはじめとする各地からカニを味わうため旅行客が訪れます。

今回は、福井県産の「越前ガニ」を中心に、ちょっと面白いカニにまつわる話題や愉しみ方をお届けします。

 

越前ガニ、松葉ガニ…ブランドの種類と違い

越前ガニや松葉ガニは、たくさんいるカニの仲間のうち「ズワイガニ属」に分類され、北はアラスカ沿岸、オホーツク海から日本海、北太平洋まで広い範囲に生息します。

ふだんは水温0~3℃程度の深く冷たい海底に住んでおり、脱皮を繰り返して7~8年で大きく育つと考えられています。

昭和の時代、乱獲により数が減ってしまったため、現在、ほとんどの漁場では、カニの漁ができるのは11月上旬から3月下旬まで。

この時期に底引き網で獲れたズワイガニは、京都や鳥取~島根では「松葉ガニ」、福井では「越前ガニ」として珍重されます。

なかでも越前ガニの歴史は古く、室町時代にすでに京都の公家家へ「越前蟹」の名で献上されていた記録もあるほど。福井県の「県の魚」も越前ガニと定められています。

他の地域産や輸入カニと区別するため、松葉ガニには緑のタグが、越前ガニには黄色いタグがついているので、目印にして下さいね。


※松葉ガニには緑のタグ


※越前ガニには黄色いタグ

越前海岸は、波打ち際から急に深くなるのが特徴で、カニの漁場へ早く到着し、底引き網で獲れたカニをすぐに港へ持ち帰ることが可能なため、新鮮なまま水揚げされます。

また越前沖は暖流と寒流のぶつかる海域で、植物プランクトンや小魚・小エビなどのエサも豊富なため、カニが大きく立派に育つのだそうです。

越前ガニの解禁日は毎年11月6日。

たっぷりのカニ味噌やプチプチした卵が人気の「セイコガニ(メス)」は年末まで、脱皮直後でやわらかいオスの「水ガニ(ズボガニ)」は2月中旬からの一時期だけ食べられる希少な逸品です。

※セイコガニ(メス)

参考:越前がにの聖地 越前町|越前がにブランドサイト

 

関西では「カニ」への愛がすごい!?

大阪・京都・兵庫などの関西エリアでは、毎年冬になると北陸や山陰でカニを味わうパッケージツアーが数多く主催され、バスや電車も専用コースが運行されるほど「冬の旅=カニ」というイメージが強いのではないでしょうか。

実は、全国的にみると、これほどカニを愛するのは関西ならではのようです。

総務省の家計調査によると、家庭でのカニの消費金額は和歌山・京都・奈良・大阪などが全国のトップ10に名を連ね、関東の約1.5倍以上になるとか。

地理的に福井県や京都・兵庫北部と近いこともありますが、大阪道頓堀の巨大なカニの看板で有名な料理店などのCM戦略も関西に広くカニ料理を広めるきっかけとなったという説もあります。

参考:総務省|家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング

 

GFC越前PARADESIAで旬の越前ガニを堪能

関西からもほど近い福井県・越前海岸。

海岸沿いを中心に、鮮魚店やお食事処・民宿など、旬の越前ガニを味わえるお店がたくさんあります。

ゆったり滞在して家族や仲間と越前ガニを堪能するなら、「所有しない別荘」として、越前海岸をはじめ北陸・中部・近畿の6つの施設に何度でも宿泊できるメンバーシップクラブ「GFC」を利用してはいかがでしょうか。

越前海岸の高台から絶景の日本海を望む「GFC越前PARADESIA(パラデシア)」では、館内のフレンチレストラン「Parado(パラド)」にて、11月7日~3月中旬の期間限定で越前がに付きフレンチディナーコースをご用意しています。

カニといえば日本料理のイメージですが、フレンチとの組み合わせもぜひ体験してみて下さい。

また、近隣のお食事処からお料理をケータリングしたり、海岸のドライブがてらカニ料理店までお出かけもいいですね。

こちらは、GFC越前から車で海岸線を10分ほどドライブした先にあるお食事処「樽海(たるみ)」さんです。

越前ガニはもちろん、カニのシーズンが過ぎても、四季折々の日本海の新鮮なお魚やイカなどの海の幸が味わえます。

(関連記事)GECマガジン 越前 施設周辺情報「樽海」→

お腹いっぱいカニ料理を愉しんだ後は、ヴィラスタイルやログハウスなどの戸建てタイプ・ホテルタイプのお部屋でゆっくりくつろいでいただけます。

GFC越前パラデシア 詳細→

 

GFC奥琵琶湖LAKESIAで越前直送ガニを味わう

滋賀県・奥琵琶湖の大自然の中にたたずむ「GFC奥琵琶湖LAKESIA(レイクシア)」は、大阪から車で約2時間という好アクセス

GFC奥琵琶湖のレストラン「SWAN(スワン)」は、地元滋賀や日本海の幸をふんだんに取り入れた日本料理に定評があります。

11月の越前ガニ漁解禁から3月中旬のカニのシーズンは、日本海直送のタグ付き越前ガニを満喫できる会席料理コースをご用意しています。

特大の姿ゆでガニや、〆の雑炊まで堪能できるすき鍋、フルコースでは生のカニ脚身をさっと冷水にくぐらせた「花咲造り」、カニ天ぷら、甲羅酒も愉しめる甲羅焼きも味わえます。

雪景色に包まれる静かな奥琵琶湖畔で越前ガニを堪能するひとときは至福の時間になりそうですね。

宿泊は、木のぬくもり溢れるログハウスをはじめ、琵琶湖が目の前に広がる本館・別館など多彩なタイプからお選び下さい。

GFC奥琵琶湖LAKESIA 客室情報→

GFC越前、GFC奥琵琶湖ともに、ペットと一緒にお泊まりいただける部屋もあり、ふだん「ペットを連れてのカニ料理は難しい…」とあきらめている方にもおすすめです。(※レストラン内にはペットはご同伴いただけません)

GFCの魅力 ペットと泊まれる→

この冬は、会員制で安心してご利用いただけるGFC越前やGFC奥琵琶湖で、冬の味覚の王者・越前ガニを堪能してみてはいかがでしょうか。

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