GFCマガジン

magazine

奥琵琶湖レイクシア周辺情報

愛犬と行きたい「菜屋cafe doi」&ギャラリー空間で愉しむ「喫茶 古良慕」|滋賀で人気のカフェ特集

琵琶湖をはじめとする美しい風景と豊かな美味に恵まれた滋賀県は、知る人ぞ知る個性派カフェの宝庫。空間作りやメニューにとことんこだわった“隠れ家カフェ”が年々増えています。

今回はそんな滋賀で人気を集めている2つのカフェを徹底リポート!満足度&リピート率が高いお店の魅力について取材しました。

 

【菜屋cafe doi】オーナーは野菜ソムリエ&愛犬家!ワンちゃんと愉しめるヘルシーカフェ

JR永原駅から大浦川沿いに歩くこと約10分。ブルーのタイルで彩られた外壁が印象的な「菜屋cafe doi」が見えてきました。

オーナー夫妻がワンちゃんを飼っているという事もあり、「人も犬も同じ空間で飲食を愉しめるように」との思いからワンちゃん同伴OKになったこちらのお店。

「ぜひワンちゃんにも居心地の良さを知ってもらいたい!」と、今回は取材スタッフの愛犬・くりちゃん(柴犬・撮影当時1歳3ヵ月)にご一緒してもらいました。

 

築50年の古民家を舞台に、和と洋の美が交わる空間作り

「菜屋cafe doi」がこの地にオープンしたのは、2022年の夏頃。ご主人のお仕事の都合でオーナー夫妻が京都から滋賀・長浜市に移住された際、野菜ソムリエとして活動されていた奥様が「自分の店を持ちたい」と一念発起。地元で見つけた築50年の民家をコツコツ改装し、約半年の歳月をかけて現在のお店が完成しました。

お店のロゴが描かれた扉を開くと、レトロながら洗練された空間がお出迎え。

やわらかな光が差し込む店内は、ウッディなインテリアをベースに、おしゃれな飾り棚やアンティークのミシンをセッティング。随所にあしらわれた観葉植物やドライフラワーのアレンジメントが、心穏やかな時間を演出します。

お席は一人でゆったりと寛げるカウンター席から、4人掛けのテーブル席まで幅広くご用意。椅子も一組ずつデザインが異なるため、お気に入りの席を見つけてみてくださいね。

 

野菜ソムリエの奥様が手がける、体と心にやさしいランチ

今回私たちがお食事をいただくのは、陽光煌めくテラス席。ちょうど他のお客様がいらっしゃらない時間帯という事もあり、くりちゃんものびのび過ごしています。

「菜屋cafe doi」のランチメニューは3種類。いずれもごはんと野菜たっぷりのお味噌汁、フレッシュなサラダ、多彩な小鉢までついてきます。ごはんは黒米入りと白米から選べますよ。

それでは、気になるメニュー内容を見ていきましょう。

①菜屋カフェ お野菜たっぷりヘルシーランチ

1~2ヵ月ごとにメインのお料理が変わる「菜屋cafe doi」のおすすめランチ。この日のメニューはしっとりゆで鶏の花椒味噌がけとだし巻き、米粉おからパン粉コロッケでした。

絶妙な火加減のゆで鶏は、口に入れた瞬間ホロリと崩れるやわらかさ。お肉自体は淡白な味わいながら、揚げナスやキュウリと一緒に花椒味噌をつけていただくと、ピリッと刺激的な辛さと共に、濃厚な旨みを堪能できます。

断面まで美しいだし巻きは、何切れでも食べたくなる優しい味わい。ほのかに広がる出汁の風味に、丁寧な手仕事を感じます。まんまるの形が愛らしいコロッケは、おから効果であっさり食べられるおいしさ。味、香り、食感共に3品のバランスが良く、満足度も高い一皿です。

②唐揚げランチ

続いてご紹介するのは、「菜屋cafe doi」不動の人気メニュー「唐揚げランチ」。ボリューミーな唐揚げを豪快に盛り付けた、食べ応え十分な一品です。

そのおいしさの秘密は、下味に使う発酵調味料。元々滋賀県では“ふな寿司”を始め、古くから発酵食品の文化が根付いています。「菜屋cafe doi」でもその力を生かし、若鶏の旨みをぐんと引き立てているのだそう。

さらに、衣には地元産もち粉と米粉のブレンドを使用。カリッと軽やかな食感と、あふれるジューシーな肉汁がたまりません!もち粉を使うことで時間が経っても揚げたてのサクサク感が続くので、最後までおいしくいただけますよ。

③煮込みハンバーグランチ

ラストにご紹介するのは、一日限定5食の「煮込みハンバーグランチ」。国産100%牛と豚ミンチのハンバーグを、赤ワイン・香味野菜・発酵調味料でコトコト煮込んだ、なんとも食欲をそそる一品です。

小判型の大きなハンバーグは、お箸を入れるとすんなり切れる程のやわらかさ!デミグラスソースや半熟の目玉焼きと一緒にほおばると、お肉の旨みが口いっぱいに広がり、思わず笑みがこぼれます。

付け合わせのお野菜にもたっぷりとソースをつけて、最後の一滴までご堪能ください。

ランチセットで見逃せないのが、カラフルな野菜の小鉢!野菜ソムリエの資格を持つ奥様自慢の料理がずらりと並びます。

今回はインゲンと厚揚げのトマト煮、ズッキーニとちりめんじゃこのソテー、キュウリの佃煮、コリンキーの塩麹漬けという夏野菜を存分に愉しめるラインアップ!素材のおいしさを生かした繊細な味付けを、心ゆくまでお愉しみください。

 

愛犬も大満足!充実のワンちゃん専用メニュー

「ドッグカフェと人のカフェを分けない、海外にあるようなお店を創りたい」。そんな思いから生まれた「菜屋cafe doi」では、ワンちゃんのお腹を満たすお食事メニューも充実しています。

今回くりちゃんがいただいたのは、盛り付けがキュートな「ワンバーグプレート(S)」

メインの骨型ハンバーグは、鶏むね肉、おから、卵、米油で作られたヘルシー仕様です。付け合わせはやわらかくゆでたインゲンにカボチャ、そしてワンちゃん型にくり抜かれたニンジン!その素敵なビジュアルに、撮影タイムが止まりません。

お腹を空かせたくりちゃんにお皿を渡すと…

真っ先にハンバーグをパクリ!

お野菜もきちんといただいて…

あっという間に完食!

なんとも満足げな表情を見せてくれました。

ワンちゃんメニューは他にも国産鶏のささみボイルや余呉産鹿肉と根菜の煮込み、栄養豊富なヤギミルクをご用意。ワンちゃんの体格や食欲に合わせて、サイズもS・M・Lとございます。

お席は小中型のワンちゃんは店内を、大型のワンちゃんは冷暖房完備のインナーテラス席をご利用いただけるので、体格違いのワンちゃんに気を遣わずお食事ができるのもポイント。

リード着用やワンちゃん同士のトラブル対応など、お店利用に関するルールが設けられていますので、お食事の前に要チェック!ぬくもりあふれる空間で、愛しのワンちゃんとおいしいひとときをお過ごしください。

◆菜屋cafe doi

住所:〒529-0721 滋賀県長浜市西浅井町大浦94
電話番号:0749-56-0866
営業時間:【平日】11:00~16:00 【土日】11:00~17:00
定休日:毎週水・木曜日
公式サイト:http://saiyacafedoi.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/saiyacafe_doi/

 

【喫茶 古良慕】店内はまるで博物館!知的好奇心をくすぐる空間でティータイム

年代物の箪笥に年季の入った水がめ、羊の置物に、果ては謎の金庫まで…。お店の前にずらりと並ぶ小道具や民藝品に、思わず圧倒されるこちらのお店。実は、古民具店を兼ねた喫茶店なのです!

安曇川(あどがわ)の伏流水を生かした独自の生活スタイルを築く、滋賀県・針江地区。この地で長く愛されている「古民具と喫茶 古良慕(こらぼ)」は、日本の伝統的な木造建築技術を嗜みながら、お食事やティータイムを愉しむことができます。

 

古材や小道具に新たな命を吹き込んだ、こだわりの憩い空間

「古良慕」の母体となるのは、明治35年創業の「島村葭(よし)商店」。元は琵琶湖に群生する“葭(よし)”を屋根に葺く“葭業”を生業としていたお店ですが、いつしか日本の建築を古民家・古材の分野から支えるお仕事をされるようになりました。

「古良慕」には、「島村葭商店」が100年以上かけて収集してきた古材や古建具、民藝品などがあちこちに。中にはオーナーが丁寧に修復したりアレンジを加えることで、お店の内装に生かされているものもございます。

例えば、こちらのテーブル。元々扉だったものを、木目の表情や鋲の美しさを生かし、テーブルにリメイクされています。

窓ガラスをはめ込んだこちらの間仕切りは、なんと荷車の台をアレンジしたもの!よく見ると、車輪をつなぐ棒を通していた穴があることがわかります。経年変化による独特の風合いが、趣ある空間に見事にマッチしています。

店内には素敵なエピソードを持つ建材やインテリアが点在しているので、気になる方はぜひスタッフの方に尋ねてみてくださいね。

 

古き良き時代を感じて愉しむ絶品スイーツ

「古良慕」には、書斎のように寛げるカウンター席や団欒を愉しめるテーブル席など、多彩なニーズに応えるお席がスタンバイ。今回は後程ご紹介する「ギャラリースペース」を見通せる特等席で、おいしいスイーツをいただきます。

①ガトーショコラ

カカオの風味豊かなグルテンフリーのガトーショコラ小麦粉不使用のため、しっとりなめらかな口当たりで、チョコの濃厚な甘みを強く感じられます。

注文すると冷たい状態で提供されるため、舌触りはまるで生チョコのよう!ふんわり泡立てたホイップクリームを贅沢につけていただくと、得も言われぬ喜びに包まれますよ。

コーヒーやカフェラテとの相性も抜群なので、甘みとほろ苦さの絶妙なハーモニーをお愉しみください。

②チーズケーキ

降り積もった雪のような美しい色合いのチーズケーキは、夏にぴったりの爽やかな味わい。フォークを入れた時のもったりとした質感が、チーズをふんだんに使っている何よりの証拠です。

ケーキの上にトッピングされているのは、カモミールのシロップ漬け。みずみずしい香りが鼻腔をくすぐり、チーズのクリーミーな甘さを引き立てつつ、さっぱりとした後味に仕上げています。

スイーツにぜひ合わせていただきたいのが、「古良慕」こだわりのコーヒー。「古良慕」では2023年7月のリニューアルオープンに伴い、ブレンドコーヒーのテイストも新しくなったのだとか。

焙煎を担当するのは、創業70年以上の歴史を誇る京都・河原町の名喫茶「六曜社」の奥野薫平さん。従来のコクのあるものから、華やかで後味がすっきりとしたものへと生まれ変わりました。

ホットやアイスでオーソドックスに味わうのはもちろんの事、マイルドなカフェオレもおすすめ。その他ポットサービスの紅茶やストレートジュース、自家製ジンジャーエールなど、バリエーション豊富なドリンクを取り揃えています。季節限定メニューもご用意されているので、自分だけの特別なマリアージュを見つけてみてくださいね。

 

一期一会の出逢いが見つかる、ギャラリースペース&古材室

おいしいコーヒーとスイーツで一息ついたら、気になる奥のお部屋へと足を踏み入れてみましょう。

『ギャラリースペース&古材室』と書かれた一室には、オーナー選りすぐりの骨董品や美術品が並び、独自の空間を生み出しています。

例えば迫力満点の木彫りの龍や心安らぐ水墨画にグリーンを添えて床の間を設えてみたり、閉館した映画館のシートを引き取りミニシアターを作ってみたり。オーナーのセンスと遊び心が光る空間作りに、つい長居したくなります。

ギャラリースペースには気鋭の作家たちが手掛ける器や工芸品も陳列。昔ながらの手仕事を大切にしながら、未来の作家たちを支えるプロジェクトにも取り組まれています。気になる作品は購入することもできますよ。

また、「古良慕」では古材商の知識とスキルを活かし、古材の一点販売や古材を使用したオーダー家具の販売も承っています。

なんとお店の柱に使われている古材も「買い取りたい」と何度もお声がかかり、現在4代目なのだとか!展覧会やイベントも随時開催されているので、ぜひSNSをチェックしてみてくださいね。

◆古民具と喫茶 古良慕

住所:〒520-1501 滋賀県高島市新旭町旭460
電話番号:080-9758-3780
営業時間:11:30~17:00
定休日:毎週水・木曜日
公式サイト:http://kissa-collabo.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/kissa_collabo/

 

個性豊かな滋賀のカフェで、思い出に残るひとときを

ドライブしている最中にふらりと立ち寄ってみたり、観光の合間にティーブレイクしてみたり。旅先で見つけた素敵なカフェは、思い出と共に、次に同じ場所を訪れるきっかけにもなるもの。「今度は誰と行こうか」なんて、考える時間も愛おしくなります。

今回ご紹介した「菜屋cafe doi」や「古民具と喫茶 古良慕」をはじめ、滋賀県には何度も訪れたくなるカフェが揃い踏み。GFC奥琵琶湖レイクシアを拠点に、行きつけにしたくなるお店をたくさん見つけてみてくださいね。

◆GFCの事を詳しく知りたい方のために、無料でカタログをお送りします。資料請求はこちらから⇒

GFCの詳細資料を一週間以内にお届けします。

資料請求・お問い合わせはこちら

このページをシェアする