余呉湖湖畔の隠れ家カフェ「の遊び」のこだわりぬいた絶品グルメ【滋賀ランチ】
滋賀県長浜市の余呉湖の湖畔に佇む古民家カフェ「の遊び」。
手間をかけ、こだわり抜いた調理方法で絶品の料理が食べられる「の遊び」は、滋賀県の地元カフェオーナーの中では有名なお店です。
そんな「の遊び」はGFC奥琵琶湖レイクシアからは車で30分。
今回は実際にGFCの利用者の中にもリピーターがいらっしゃる知る人ぞ知る隠れ家カフェ「の遊び」を取材してきました。
目次
余呉湖に近い民家に紛れるように佇む外観が特徴的な「の遊び」
カフェ「の遊び」の近くには日本のウユニ塩湖と呼ばれる余呉湖があり、滋賀県の観光名所の一つです。
しかし、「の遊び」は、ここにカフェがある、と知らなければまず足を運ぶことがない立地にお店があります。その理由は湖の周りからは一つ道を逸れた所にあり、そして外観が古民家そのものだからです。
こちらがその外観。小さく「の遊び」と書かれた看板が出ていなければ、取材に伺った私ですら一目ではお店とは気づかなかったでしょう。
しかし、そんな「知っていないとたどり着けない」かつ「地元カフェオーナーから一目置かれる料理」を食べられるお店だからこそ、足を運びたくなるというもの。
「の遊び」は地元 余呉への愛が深いオーナーが、人生でこだわり続けた料理を提供するべく創業
「の遊び」のオーナーは地元の公務員を早期退職してこのお店を始めたという桐畑さん。
一度は県外の大学に進学したものの卒業してからこの地元滋賀県に勤めたい、という気持ちが強く残っていたため地元の余呉に公務員として戻ってきたそうです。
そして公務員を早期退職してからはもともと調理師免許を持っていたことや、ずっとこだわり続けてきた料理を提供してみようかと思い立ち、自宅を改装して「の遊び」をオープン。
店内は落ちついて過ごせるよう柔らかい日差しが溶け込む空間になっており、特に都心部から来られる方には心地よい非日常を味わえるのではないでしょうか。
本棚には桐畑さんが数十年撮り続けてきた余呉湖のベスト写真のアルバムがありました。世界中のどこよりも詳しく、たくさん表情の余呉湖が見られるので必見です。
「手間暇を惜しまない」「料理には一切手を抜かない」という気持ちが伝わる絶品グルメ
オープン以降、そのこだわり抜いた絶品料理がSNSや口コミでじわじわと広がり、海外のリピーターも絶えない「の遊び」。
その人気の秘密は「手間暇を惜しまない」「料理には一切手を抜かない」というオーナー桐畑さんの気持ちで作られる絶品グルメにあります。
そんな絶品グルメの中で最も人気なのが、オムライス。
県内の安曇川のファームで、餌に海藻ときな粉を与えて育てた鶏から採れる生食用の卵を使用。またなるべく余呉湖に伝わる天女伝説をイメージしてドレープ上に巻き、火を通さないように調理しているため、提供後1分以内が卵が最もふわトロで、美味しくいただける時間とのこと。
中もただのケチャップライス等ではなく、滋賀県の近江米「みずかがみ」を近江黒鶏という地鶏を雑穀とともにチキンブイヨンで炊き込みご飯にした少し変わったライスを使用。
デミグラスソースは国産牛肉と赤ワインで5時間以上煮込み、野菜はフードプロセッサーでピューレ状にし、一晩以上寝かせた後赤ワインでベースを作っているとのこと。
オムライスには考えられないほど、食材にも調理にもこだわりを感じさせます。
一口いただくと、厚みのあるふわふわ卵に、適度な赤ワインの酸味を感じさせる濃厚なデミグラスソース。ライスは雑穀とともに炊いたからなのか、少し癖のある味わいでしたが見事にデミグラスソースの酸味とマッチしていました。
グルメめぐりが仕事兼趣味の私ですが、人生でいただいたオムライスの中で一、二を争うほど美味しいオムライスでした。
こちらは愛知県安城産の新玉ねぎを使った冷製スープ。玉ねぎの涙が出るような風味は一切なく、すっきりといただける冷製スープは夏にいただくには最適ですね。
こちらは蒸し鶏とカッテージチーズのサラダ。
蒸し鶏とチーズは、トマトの中に詰められており、これはフランス料理の家庭料理「トマトファルシ」のサラダ版といったところですね。
トマトにマルドンの海塩を振りかけられており、トマトの酸味と塩味、チーズの濃厚さでまろやかな味わいになっていました。
順調だった客足もコロナで激減…しかしそんな期間を逆手にとり料理開発にいそしむ
しかし、これだけ美味しい料理を提供している「の遊び」ですが、コロナではとても大きな影響を受けました。政府の時短要請や休業要請に全て従った結果、現在の客足は一番いい時の1割程度まで下がってしまったそう。
しかし、桐畑さんはその休業期間を利用して数々の新規料理の開発に取り組んだ結果、数十種類もの新しい料理を作ってしまいました。
その一部がこちら。
きのこソテーのガレット
の遊び特製 牛すじカレー
天使のフレンチトースト
いちごのテリーヌ
画像引用：桐畑さんのInstagramより
こちらは全て桐畑さんのInstagramに投稿された写真で、なんと事前に電話をして予約をすれば全て作ってもらえます。
コロナで苦しい時を経験しながらも、新しい料理を追求し続けるその姿勢に脱帽しますね…
まとめ | 滋賀県で非日常×こだわりの絶品ランチを味わうなら【の遊び】は欠かせない
今回は滋賀県でも知る人ぞ知る大人の隠れ家カフェ「の遊び」をご紹介いたしました。
古民家でゆっくりとした非日常な時間が流れる中、時間をかけて丁寧に彩られた絶品料理を味わう事ができるお店は滋賀県でもこちらのお店しかありません。
そんな「の遊び」はGFC奥琵琶湖レイクシアからは車で約30分ほどの離れた場所にあります。
現在はランチの予約をしてくれた方のみの営業のため、予約日の前々日までの予約が必須です。
ぜひGFC奥琵琶湖レイクシアを利用される際には、大人の隠れ家カフェ「の遊び」で絶品ランチを堪能されてはいかがでしょうか。
大人のための隠れ家Cafe『の遊び』
住所：〒529-0523 滋賀県長浜市余呉町川並364
電話： 0749-86-2494
営業時間：10:30～16:30
定休日：月・木・金曜日
公式facebookページ
※予約要
