花の名所「びわこ箱館山」:琵琶湖のおすすめ観光スポット
琵琶湖の観光スポット「びわこ箱館山」は、秋と夏シーズンに綺麗なお花畑を展開する花の名所です。
駐車場から8人乗りのゴンドラに乗って、びわこ箱館山の山頂630mまで片道約8分。そこには雄大な琵琶湖の景色と澄み渡る空を背景に、季節のお花畑の大パノラマ絶景!開放感あふれる景色が広がっています。
今回は、その美しいお花畑と雄大な琵琶湖の景色を望める「びわこ箱館山」の魅力をご紹介します。
目次
秋シーズンは、紅葉で色付いていくコキアが魅力的
びわこ箱館山の秋シーズンは、紅葉で色付いていくコキアが魅力的。そのほか、ダリア・ススキ・ペチュニア・サルビアなどが愉しめます。
紅葉のコキア
ふわふわと可愛らしい姿のコキア。
びわこ箱館山には4,000本点在し、秋になると少しずつ紅葉で色付き始めます。
コキアの紅葉が進むと鮮やかな真紅に色付き、とっても綺麗。例年の見ごろは10月上旬で、琵琶湖が眼下に広がる景色と合わせて愉しめます。びわこ箱館山はペットと一緒に入園できるので、愛犬と紅葉のコキアを愉しんでもいいですね。
ダリア
秋シーズンは、色とりどりのダリアの花も見ごろを迎えます。大きくて立派なダリアの花は、見応え抜群ですよ。
ススキ
日本の秋の代名詞として親しまれているススキも鑑賞できます。風に揺れて黄金色に輝くその姿から、秋の深まりを感じられますね。
ペチュニアと紅葉のコキア
こちらはペチュニアと紅葉のコキア。中には可愛い目玉を付けて飾られたコキアもあるので、フォトスポットとしても人気ですよ。
サルビア
赤いサルビアも綺麗に咲いています。サルビアは一般的に夏~秋の花ですが、品種によって開花時期が変わるそう。びわこ箱館山では、夏~秋シーズンまでの長い間、サルビアの花を愉しめます。
夏シーズンは、爽やかで涼しげなお花畑を展開
びわこ箱館山の夏シーズンは、ライトグリーンのコキアをはじめ、ひまわり・ピンクのペチュニア・サルビアなど、爽やかで涼しげなお花畑を愉しめます。
夏のコキア
出典:地球の歩き方
夏シーズンのコキアの色は、爽やかなライトグリーン。澄んだ夏の青空を背景に、緑のモコモコを愉しめるのは、この時期だけです。
ピンクのペチュニア(桃色吐息)
雄大な琵琶湖を背景に、色鮮やかなピンクのペチュニア(桃色吐息)の花畑も愉しめます。
ひまわり
びわこ箱館山では、夏の風物詩・ひまわりも青空の下一面にたくさん咲き誇っています。
紫のサルビア
こちらは紫のサルビア。涼しげな夏らしい色合いが素敵ですね。
カラフルな世界観の「風鈴のよし小道」「虹のカーテン」
ゴンドラ山頂駅からすぐの場所にある「風鈴のよし小道」「虹のカーテン」では、カラフルな世界観が魅力です。
風鈴のよし小道
ゴンドラ山頂駅周辺~びわ湖のみえる丘へと続くスポット「風鈴のよし小道」。びわ湖の浜辺に生える葦(よし)と虹色の風鈴がコラボレーションしています。
飾られている虹色の風鈴は、カラスの街・長浜市の黒壁ガラスの作品。高原の爽やかな風によって、882個の風鈴が奏でる涼しげな音色に癒される小道となっています。
虹のカーテン
ゴンドラ山頂駅周辺~風鈴のよし小道の風鈴トンネルをくぐり抜けた先には、高島ちぢみの「虹のカーテン」があります。
虹のカーテンを抜けた先の「びわ湖のみえる丘」には、地域の気候の特徴「高島しぐれ」により頻繁に虹がかかるそう。このスポットでは、びわこ箱館山がある高島市で200年以上の歴史を持つ特産品「ちぢみ(縮)」を使って織りあげた虹色のカーテンを飾っています。雨の降る日には布が縮む特徴が深みを増し、風の吹く日には布がそよそよと気持ちよさそうに泳ぐ軽快な景色を眺められますよ。
また風鈴のよし小道・虹のカーテンに隣接の「丘カフェ」では、冷たいミルクにぷるぷる触感がクセになる!jellyラテが人気。爽やかなソーダ類など太陽をイメージしたドリンクなども提供しています。
びわ湖のみえる丘など4つのビューポイントからの大パノラマ
びわこ箱館山には、「1st terrace(びわ湖のみえる丘)」をはじめ、「2nd terrace(展望台)」や、第2ロマンスリフトで更に登った場所にある「3rd terrace(見晴台)」「4th terrace」の、全部で4つのビューポイントがあります。これらの場所では、ベンチや椅子に腰をおろしてゆったり寛ぎながら、大パノラマの絶景を望むことができます。
びわ湖のみえる丘
ゴンドラ山頂駅周辺~風鈴のよし小道・虹のカーテンを通り抜けた先の「びわ湖のみえる丘」では、琵琶湖と空の大パノラマが広がっています。
標高630mにある高原の涼やかな風の中で、澄んだ空と琵琶湖がどこまでもずっと続く景色を眺めながら、のんびりと贅沢なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
またびわこ箱館山では、満月の特別な日だけに「満月の箱館山ナイトゴンドラ」を開催しています。びわ湖のみえる丘からの月が出る一瞬が神秘的。満月の月光が、琵琶湖の湖面に降りそそぐ幻想的な景色を堪能できるとあって、人気のイベントです。
天空の巨大ブランコ「BIWAKO SWING」
出典:びわこ函館山
第2ロマンスリフトで山頂に登り、3rd terrace(見晴台)の近くにあるのが、6mもの巨大なブランコ「BIWAKO SWING」です。青空と琵琶湖に向かって思いっきりスイングを愉しめる、まさに天空のブランコ! 子ども~大人まで無料で利用できますよ。
お子さま連れの方におすすめの「Kid’s World」
出典:びわこ函館山
園内には、家族の遊び場「Kid’s World(キッズワールド)」も設置しています(別途有料)。
箱館山スキー場をPRするキャラクター・ハコちゃんのエア遊具「ハコちゃんスライダー」や、人工雪を降らせて作った雪山「スノーマウンテン」、そして「そり遊びヒルズ」「水遊びビーチ」「ウォータースライダー」「トランポリンドーム」「ミニサッカー」「ストラックアウトスタジアム」など、お子さまと思いっきり遊べるアイテムがたくさんありますよ。
またKid’s Worldから少し離れたところにある「ストライダー広場」は、入場料・ストライダーのレンタルも無料!(持ち込みも可能)対象年齢2歳~5歳のお子さま連れの方はぜひ合わせて利用してみてはいかがでしょうか。
お花畑を眺めながら休憩できる「花テラスカフェ」
出典:びわこ函館山
「Hana terrace café(花テラスカフェ)」は、びわ湖のみえる丘の通り道沿いのお花畑に新設されたカフェです。
高原の爽やかな風と花の優雅な香りを感じつつ、花テラスの先に広がるお花畑のパノラマを眺めながら、飲み物や軽食を愉しむことができる癒しのテラス。ペット同伴での利用が可能で、園内のお花畑を鑑賞したあとの休憩スポットとしてもおすすめです。
土産物屋・お食事処・無料休憩所などがある「第2ヒュッテ」「からまつ小屋」
写真:第2ヒュッテ+からまつ小屋
ゴンドラ山頂駅の右側には、「第2ヒュッテ」「からまつ小屋」があります。「第2ヒュッテ」では、地元の特産品やびわ湖のお土産、そして高島ちぢみのギャラリーを開催。併設のお食事処では、和定食・丼・うどん・蕎麦などを提供しています。
出典:びわこ函館山
「からまつ小屋」には、無料の休憩所・授乳室を設置。フォトコンテストの写真も展示しているので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
出典:びわこ函館山
ひっそりと佇む山小屋の「パフェ専門店 LAMP」
出典:パフェ専門店 LAMP
ゴンドラ山頂駅の左側にひっそりと佇んでいるのが、山小屋「パフェ専門店 LAMP」です。
店内は、無数のランプがほのかに灯る夜の森をイメージした幻想的な空間。ランプの明かりを受けてキラキラきらめくオリジナルパフェでは、季節の旬の味を堪能できます。また地元滋賀県産の旬のとれたて野菜を使って、ミニランタンパフェもセットになったお得なランチメニューも展開しています。
京都・大阪・神戸方面から立ち寄りやすい観光スポット
びわこ箱館山は、京都・大阪・神戸方面~GFC奥琵琶湖レイクシアの間にあり、立ち寄りやすい立地の観光スポット・花の名所です。GFC奥琵琶湖レイクシア~びわこ箱館山までは、車で50分~1時間程度でアクセス可能。秋・夏シーズンには綺麗なお花畑を展開しているので、観光やドライブがてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
びわこ箱館山の開園期間はゴールデンウィーク・夏季営業・秋季営業・スキーシーズンなど。詳しい日程は公式HPをご確認くださいね。またゴンドラ往復の費用を含む入園料はかかりますが、ペットも同伴で入園可能。ドッグランもあるので、愛犬家の方にもおすすめですよ。
びわこ箱館山では、秋シーズンに見ごろを迎えるコキアの紅葉が始まっています。京都・大阪・神戸方面からGFC奥琵琶湖レイクシアにお越しの際は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
※長年親しまれてきた「箱館山ゆり園」は、2020年7月に名称を「びわこ箱館山」に改めリニューアルオープンとともに閉園しています。
◆びわこ箱館山
〒520-1655 滋賀県高島市今津町日置前
TEL:0740-22-2486
ホームページ:https://www.hakodateyama.com/green/
開園期間:ゴールデンウィーク、夏季営業、秋季営業、スキーシーズンなど(詳しい日程は公式HPをご確認ください)
開園時間:9:00~17:00、ナイトゴンドラ開催日9:00~20:00
ゴンドラ運行時間:上り9:00~16:30/ナイトゴンドラ開催日9:00~19:30、下り9:00~17:00/ナイトゴンドラ開催日9:00~20:00