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GFC白浜 SHIRAHAMA

和歌山県 南紀白浜の人気観光地・アドベンチャーワールドと番所山公園をご紹介

和歌山県の南紀白浜は、年間を通して穏やかな気候と自然美に恵まれた魅力的な観光エリアです。

日本三古湯の1つに数えられる「白浜温泉」があり、家族でレジャー施設を満喫したり、新鮮な海の幸を味わうことができます。

今回は、その白浜エリアの中でも特に人気の観光地「アドベンチャーワールド」、そして国立公園指定の自然公園「番所山公園」の魅力を徹底リポート! 詳しくまとめてご紹介します。

 

アドベンチャーワールド

和歌山県西牟婁郡白浜町にある「アドベンチャーワールド」は、『こころにスマイル 未来創造パーク』をテーマに掲げた全世代の方が愉しめるテーマパーク。GFC白浜から車で約12分の場所にあります。

アドベンチャーワールドには、人気のジャイアントパンダに会える「PANDA LOVE」「ブリーディングセンター」や、ビッグオーシャンを舞台に愉しめる大迫力のイルカショー「マリンライブ Smiles」、陸の動物たちが暮らす「サファリワールド」など、見どころがたくさん。120種1600頭の動物たちが生き生きと暮らしています。

また遊園地の乗り物を愉しめる「プレイゾーン」や、食事ができるレストラン、オリジナルアイテムを取り扱うお土産屋さんもあるため、子連れの方はもちろん!動物好きの方なら誰でも愉しむことができる観光スポットです。

まず、アドベンチャーワールドで一番人気のジャイアントパンダに出会えるスポットは「PANDA LOVE」「ブリーディングセンター」の2か所があります。

エントランスから近くの「PANDA LOVE(パンダラブ)」は、ジャイアントパンダをはじめとする希少動物の繁殖・育成を目的とした希少動物繁殖センター。ジャイアントパンダの「結浜」と「楓浜」が暮らしています。

PANDA LOVEの開放的な運動場で暮らす「結浜(ゆいひん)」。開園直後・10時過ぎに立ち寄ったところ、ちょうどお食事タイムで、寝そべりながら竹をモグモグ味わっていました。

そしてPANDA LOVEの屋内で暮らす「楓浜(ふうひん)」。こちらもたくさんの竹に囲まれてお食事中でした。

もう1つのジャイアントパンダに会えるスポット「ブリーディングセンター」は、隣接の「ワイルドアニマルメディカルセンター」とともに野生動物の繁殖・種の保存の研究を担うセンター。ジャイアントパンダの「良浜」と「彩浜」が暮らしています。

ブリーディングセンターの屋内で暮らす「良浜(らうひん)」は、10頭の赤ちゃんを産み育ててきたベテランのお母さんパンダなんだそう。14時頃に立ち寄ったところ、不安定な姿勢なのにまったく動くことなく、ぐっすりと眠っていました。また屋外の「彩浜(さいひん)」も同じタイミングでお昼寝していたため、ちょうど眠くなる時間帯だったのかもしれません。

アドベンチャーワールドでは、中国の成都ジャイアントパンダ繁育研究基地との共同研究により、これまで17頭もの赤ちゃんパンダが誕生しています。ブリーディングセンターの屋内には、アドベンチャーワールドのジャイアントパンダファミリーの家系図が展示してありました。

こちらはビッグオーシャンを舞台に約20分のダイナミックなイルカショーを愉しめる「マリンライブ Smiles」です。

イルカたちとトレーナーの共演によるライブパフォーマンスは大迫力!実施時間・回数が決まっているので、事前に確認しておきましょう。

イルカショー同様に、動物たちのパフォーマンスが愉しいアトラクションが「アニマルアクション」です。

カリフォルニアアシカやハリスホーク、ペンギン・カピバラ・フラミンゴ・ミニブタからイヌまで、海・空・陸のさまざまな場所に暮らす動物たちの魅力を活かしたパフォーマンスを披露。動物たちの元気いっぱいでユニークな姿を約20分間満喫できました。

陸の動物たちが暮らす「サファリワールド」も、アドベンチャーワールドで人気のエリア。やさしい瞳をした草食動物・迫力ある肉食動物、それぞれありのままの姿を観察できる陸の動物たちの世界です。

サファリワールドの愉しみ方はさまざま。ケニア号・ウォーキングサファリ・サイクリングサファリ・カートサファリ・ジープサファリなど、お好みのアトラクションを利用できます(それぞれ有料・無料、当日予約・事前予約などが異なるため、確認しておきましょう)。

今回は、列車タイプの専用車でサファリワールドをゆっくり1周する「ケニア号(無料)」を利用しました。すべての草食動物・肉食動物たちの世界を1周約25分かけてゆっくり観覧できます。

ケニア号では、肉食動物でおなじみの「ライオン」も間近に観察できました。ライオンに興味がある方なら、ライオンに間近でおやつを与えられるアトラクション「ライオンフィーディング(有料:1名1,000円、チケット購入要)」も面白そうです。

こちらは、日本国内では最も大きな哺乳類「エゾヒグマ」。この写真はケニア号に乗って撮影したものですが、「ジープサファリ探検ツアー(有料・貸切・事前予約)」を利用すれば、より近くから動物たちを観察できそうですね。

アドベンチャーワールドでは、そのほかにもいろいろな動物たちに出会い、触れ合うことができます。

こちらはゾウの森の「アジアゾウ」。サファリワールドで見られる「アフリカゾウ」に比べると、体が小さく背中が丸く耳も小さな四角形をしていて、頭に2つのコブがあるのが特徴なんだそう。

アドベンチャーワールドのセンタードーム・海獣館には、たくさんのペンギンとカリフォルニアアシカが暮らしています。

写真は、ペンギン類で最も体の大きい「エンペラーペンギン(別名:皇帝ペンギン)」と、タキシードを着ているような模様と目の周りの白い縁取りが特徴の「アデリーペンギン」です。ここではペンギンが7種類もいるため、近くのコーナーのペンギンと見比べて愉しむことも可能です。

アドベンチャーワールドのふれあい広場では、大きな体の「カバ」も観察できます。

こちらの写真は、カバにおやつをあげられる「カバフィーディング」の様子。カバの大きな口が目の前にパカッと開いて、おやつを投げ込むとモグモグ食べる姿は迫力がありました(有料:1回500円)。

アドベンチャーワールドには、屋外のジェットコースターや観覧車・ゴーカートなど、大人から子どもまで愉しめるアミューズメントエリア「プレイゾーン(遊園地)」があります。

こちらはアドベンチャーワールド・プレイゾーンにある「メリーゴーランド」です。

遊園地のメリーゴーランドでは馬や馬車に乗るタイプが一般的ですが、アドベンチャーワールドのメリーゴーランドでは人気のパンダ・アシカ・トラ・シマウマなど、お好みの動物に乗って愉しむことができます。

アドベンチャーワールドには、ゆっくり食事ができるレストランとテイクアウトショップが7つずつあり、お好みの食事を愉しめます。

今回は、エンジョイドームのレストラン(フードコート)を利用。ふわふわ卵のオムライスのお店・キッチンの「パンダプレート(1,300円)」と、こだわりの和歌山ラーメン専門店・マアムの「チャーシューラーメン(1,400円)」を注文しました。

アドベンチャーワールドならではの可愛らしい「パンダプレート」は、ドリンクも付いていてお得感あり! そして「チャーシューラーメン」は豚骨醤油ベースでチャーシューたっぷり!どちらも美味しくいただきました。

ちなみにエンジョイドームは雨天時も愉しめる全天候型の建物で、乗り物やゲームコーナーも併設しているため、ランチタイムにちょっと休憩も兼ねて立ち寄るのもおすすめです。

アドベンチャーワールドには、可愛らしいオリジナルアイテムを取り扱うショップも点在しています。

今回はエントランスドーム周辺にあるショップ(ユーランドとAW)でお土産を購入しました。こちらのパンダクッションは、モチモチした触り心地で抱き枕としてもぴったり!アドベンチャーワールドを訪れたお土産におすすめですよ。

◆アドベンチャーワールド

住所:〒649-2201 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399番地
電話番号:0570-06-4481
営業時間:公式サイトのカレンダー参照
定休日:公式サイトのカレンダー参照
公式サイト:https://www.aws-s.com/

 

番所山公園

和歌山県西牟婁郡白浜町にある「番所山公園」は、円月島や塔島などを望む風光明媚な自然公園。GFC白浜から車で約6分の場所にあります。

1643年、ここに遠見番所が置かれて異国船の監視をしていたことから「番所山」と呼ばれるようになったそう。

円月島や塔島などを眺められる素晴らしい景観と豊かな自然環境が残されていて、吉野熊野国立公園に指定。標高32.5mの番所山一帯は田辺湾の南端に位置し、番所山を散策しながら自然と歴史を満喫できるスポットです。

こちらが番所山公園の入口左側にあった案内マップです。

園内には3か所の展望台・展望スポットがあり、この場所ならではの角度から円月島や白浜の観光名所を見渡せるのがポイント。

年中無休・入園無料のため、誰でも気軽に立ち寄ることができます。番所山公園の駐車場は2つありますが、今回は第1駐車場を利用しました。

番所山公園の入口から入ると、道路は舗装されているものの、うっそうと大きな植物が生い茂った景色が広がっています。

現在番所山公園となっている場所には、昭和初期から中期に植物園・動物園・遊園地があり賑わっていたそう。亜熱帯植物や熱帯植物などの外来植物が多く見られるのは、植物園の名残のようです。

空を見上げると立派なヤシの木もあり、南国らしい雰囲気が感じられます。

第1駐車場から少し歩くと、ちょっとジブリっぽい景観のノスタルジックなトンネルがありました。

トンネルを出た先には、こちらの第2展望広場があります。

番所山公園の遊歩道では12種類の干支彫刻が野外展示されていますが、第2展望広場には「辰(たつ=りゅう)」の彫刻が置かれていました。

第2展望広場・辰の彫刻の奥に広がっているのが、こちらの景色。海と円月島を眺めることができます。

第2展望広場から少し歩くと、「卯(う=うさぎ)」の彫刻が置いてある芝生広場に到着します。

芝生広場の奥には円月島が見えて、芝生広場の下には穏やかな海と浜辺が広がっています。

芝生広場から展望塔へ向かう遊歩道。まるでジャングルのような大きな植物が生い茂った道を3分ほど歩くと、

こちらの展望塔に到着しました。

展望塔の手前には「申(さる)」の彫刻が置いてあり、横の階段を登ると、360℃大パノラマの景色を愉しめる展望台スポットです。

番所山公園の各展望スポットには、こちらの写真のような案内板が取り付けられているため、案内板を確認しながら景色を眺めると、白浜の各スポットの位置関係が良く分かります。

円月島方面の景色を眺めてみました。

右奥に国指定名勝の「千畳敷」、円月島の奥には白砂ビーチが有名な「白良浜」や県指定天然記念物の「御船山 熊野三所神社の社叢」などがあります。

ぐるりと円月島とは反対側の、塔島方面の景色を眺めてみました。

左側手前に浮かんでいるのが「塔島」、正面奥には田辺市方面、右端の白い建物は番所山公園内にある「南方熊楠記念館」が見えました。

展望塔の上には「恋人の鐘」が取り付けられています。

こちらの鐘は、白浜南ライオンズクラブから寄贈されたもの。石碑には「永遠の愛を誓い、南紀白浜のこの地で 恋人たちよ鐘を鳴らせ」と彫られていました。カップルでこの場所に訪れた際は、ぜひ鐘を鳴らして、永遠の愛を誓ってくださいね。

なおこちらの展望塔の横を通り奥に進んでいくと、番所山奥の灯台(番所鼻灯台)もありますよ。

展望塔から険しい遊歩道を5分ほど進むと、こちらの「南方熊楠記念館(みなかたくまぐすきねんかん)」がある場所に到着。ベンチがあるので休憩できます。

南方熊楠記念館の前に建立された大きな碑「御製(ぎょせい)」には、『雨にけふる神島を見て紀伊の國の生みし南方熊楠を思ふ』と刻んでありました。

右下の説明書きには、『この御製は、昭和天皇陛下が、昭和三十七年五月二十三日に白浜町へ行幸のみぎり、御宿古賀の井の屋上から、雨に煙る田辺湾を展望され、昭和四年六月一日に、同湾内「神島」に御上陸され、南方熊楠翁の出迎えをうけられ、生物の御研究をされた時のことをご回想されて、その御感懐を詠ぜられたものです。(財団法人 南方熊楠記念館)』とあります。

「南方熊楠記念館(みなかたくまぐすきねんかん)」は、和歌山県が生んだ世界的な博物学者・民俗学の創始者、南方熊楠の記念館として、1965年に開館しました。

南方熊楠は、14年間米英で学び、国内外に多くの論文を発表、日本に「ミナカタ」ありと世界の学者を振り向かせた人物なんだそう。南方熊楠記念館では、南方熊楠の残した資料・文献・標本・遺品などを保存展示しています。

また南方熊楠記念館の屋上展望デッキからは、田辺湾・神島・円月島・白浜温泉街・遠くは四国まで見渡すことができる白浜一の眺望なんだそう。入館料は大人600円/小人300円と有料ですが、時間に余裕がある方はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

番所山公園内には、南方熊楠の有名な著作「十二支考」にちなんで、12種類の干支彫刻を野外展示しています。

これらの彫刻は、2013年に社会貢献事業として農林中央金庫が紀州材を使った干支彫刻をチェーンアーティストの城所ケイジ氏に依頼し、白浜町に寄贈されたものなんだそう。

上の写真の干支彫刻は「巳(み=へび)、申(さる)、酉(とり=にわとり)、未(ひつじ)、戌(いぬ)、寅(とら)」の6つですが、いずれも親子の作品となっていました。園内を散策していると思わぬところに展示されているので、子連れの方などは探しながら歩くのも愉しいですよ。

◆番所山公園

住所:〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町3601-1
電話番号:0739-43-6588(白浜町観光課 公園施設係)
営業時間:9:00~17:00(入園自由)
定休日:なし(年中無休)
公式サイト:https://www.town.shirahama.wakayama.jp/soshiki/kanko/koen/shisetsu/park/1454031662225.html

 

GFC白浜に滞在時は、アドベンチャーワールドや番所山公園に立ち寄るのもおすすめ

和歌山県の南紀白浜にある「アドベンチャーワールド」と「番所山公園」について、詳しくご紹介しました。

人気のパンダやたくさんの動物たちに出会えるテーマパーク「アドベンチャーワールド」、そして展望台から円月島・塔島などの素晴らしい景色と海を見渡せる「番所山公園」、どちらも和歌山の南紀白浜を観光するならおすすめですよ。

GFC白浜に滞在時は、アドベンチャーワールドまで車で12分・番所山公園まで車で6分と、すぐにアクセスが可能。子連れでも愉しめる魅力的なスポットなので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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